人によって勉強のやる気を上げる方法はさまざまあります。中には“偉人からの名言”を読んでやる気を上げる人もいるでしょう。
これまで過去に多くの成功者がいました。彼らは後世の人達に対するメッセージを残しており、そのメッセージは読んだ人達にやる気を与えてくれます。
なぜならこうした名言は、偉人達が手にした成功だけでなく失敗や挫折などの経験からきています。つまり彼らの名言とは、現在成功を目指して勉強している人達へのエールなのです。
そこでここでは、過去に様々な業界で成功した人達が残した“勉強のやる気がでる名言”を集めてみました。もしなんとなく勉強に身が入らないのであれば、彼らの名言を読んでモチベーションを上げてください。
アインシュタインのやる気が出る名言
これまで「天才」と呼ばれている偉人はたくさんいます。レオナルド・ダヴィンチ、エジソン、モーツァルト・・・日本にも菅原道真や野口英世など。
その中でも特に天才と言われているのがアインシュタインです。
アインシュタインは物理学者として相対性理論や光量子仮説などを提唱し、ノーベル物理学賞も受賞した世界的に有名な天才です。また哲学者としての顔も持っているなど多彩な才能を発揮した人物です。
そんな天才と言われているアインシュタインは、これまでに数多くの名言を残しています。彼が残したメッセージは、多くの人達がやる気を上げるきっかけになり、それによって目標を達成した人も多いことでしょう。
そんなアインシュタインの勉強のやる気が上がる名言をまとめてみました。
私は未来のことを考えない。あっという間にやってくるからだ。
これから起こりもしない未来のことを思い描くのはいいかもしれません。でも起こらない未来やどうなるか分からない未来を考えて不安を感じても意味がありません。
そんな不安を感じてもいいことは1つもありません。今を一生懸命頑張っていれば未来はあっという間に来てしまうので、まずは今すべきことに集中しましょう。
狂気。それは、同じ事を繰り返し行い、違う結果を予期すること。
上手く行く時もあればうまくいかない時もあります。うまくいかなくても落ち込む必要はありません。
しかし、一度失敗した方法を変えることなく実践しても結果は同じです。結果を変えたいんであれば手段や方法を変える必要があり、これを変えない限り成功にたどり着くことはできないでしょう。
過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。
大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。
人は何も知らないから勉強し、行動し、経験を積むのです。もしすべてを知っていたら勉強する必要がないですから、そこから成長することはできません。
現状維持は退化と一緒です。常に前に進む姿勢を持ち、自身を成長させることが大事なのです。
美人にキスしながら安全運転ができる人間はキスに十分集中していない。
何に取り組んでいる時は、目の前のことに全力を注がないといけません。そうすることで、行動や勉強が自分の糧となり、良い結果につながるのです。
また、今自分が目指している未来や目標にきちんとフォーカスできているでしょうか?フラフラ脇見をせずになりたい自分に向かって突き進むことが成功の秘訣です。
昨日に学び、今日に生き、明日に希望を。
大事なのは「?」の気持ちを忘れないこと。
どれだけ完璧を求めてもそこにたどり着くことができません。しかし完璧を求めるからこそ勉強に意欲的になり、行動することができるのです。
未来が希望あるものにしたいのであれば、常に「?」を意識すること。そうすることで、前に進む気持ちを持つことができます。
私は頭が良いわけではない。
ただ人よりも長い時間、問題と向き合うようにしているだけである。
頭の良し悪しは脳の大きさでも遺伝による影響でもありません。目の前にある問題といかに向き合うことができるかで決まると言われています。
つまり、問題から目を背いてしまえば頭は良くなりませんし、逆にきちんと向き合って解決しようとすれば自然と頭は良くなっていうことす。
常識とは、十八歳までに仕入れたもろもろの先入観のコレクションである。
世の中には「常識」と呼ばれるものがたくさんありますが、実は正解も不正解もありません。その人の先入観や価値観が生み出した規範であり、1つの考えでしかないのです。
そういった常識にとらわれることなく、自分の人生を歩むことのほうが大切です。周りの人から教えられた常識を一度頭の片隅においやり「自分はどんな人生を送りたいのか?」と自問してみてはいかがでしょう。
私には特別の才能はない。
ただ私は、情熱的に好奇心が旺盛なだけだ。
勉強も仕事も努力が必要です。そして好奇心や情熱といったものをどのくらい持っているかによって努力の度合いが変わってきます。
勉強する努力を持ちたいのであれば、まずは勉強に対して好奇心や情熱を持つようにすること。それができれば、誰に何も言われなくても自ら進んで努力するようになるでしょう。
成功する人間になろうとせず、むしろ価値ある人間になろうとしなさい。
いい大学に行き、いい会社に入り、役職のある地位に就く・・・こうしたものを目指していても本当の意味での成功は手に入りません。
それよりも、自分自身の価値を磨き“個性”を発揮できるようにする。こうした努力こそが最終的に成功を手にする力を身につけることができるのです。
間違いを犯した事の無い人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ。
人間誰しも失敗はあります。しかしこの失敗から何を学ぶかが大事であり、失敗したからと言って諦めてしまったら何も手に入れることはできません。
さらに問題なのは、失敗を恐れて何もしない人も失敗を諦めてしまう人。人は失敗と成功を繰り返してしか成長しませんし、成長しなければ大きな成功も手にすることができないのです。
学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。
自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。
人は分からないから勉強し、知りたいから学びます。そしてどれだけ勉強しても、そこからどんどん疑問が湧き上がってくるのです。
実際、自分のことを全部理解している人は少ないですし、どれだけ勉強している人でも脳の1%も使っていないと言われています。しかしこうした“無知”だからこそ、知る楽しさを味わうことができるのです。
他の偉人達のやる気が出る名言
先ほどアインシュタインが残した名言を12個紹介しました。しかし、現世にまで残る名言を残した偉人はアインシュタインだけではありません。
多くの偉人がその当時大きな偉業を達成しました。しかし、決して一筋縄でいったわけではなく、数多くの失敗や挫折を経験したことで現在まで称えられる功績を残すことができたのです。
そんな偉人達の名言をいくつかまとめてみました。彼らの言葉を聞いて、自身のやる気に少しでも火がついてくれるとうれしいです。
日本の偉人達の名言
努力だ、勉強だ、それが天才だ。
だれよりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。-野口英世-
天才とは、生まれた時から才能があった人のことではなく、誰よりも努力できる人のことを指します。努力をするからこそ成長し、成長するからこそ、大きな成功を収めるだけの力を身につけることができるのです。
一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。
そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。-松下幸之助-
成功者とそうでない人達の違いは、ほんの少しの差でしかありません。しかしこの少しの差によって後々手にできる結果が大きく変わってくるのです。
金がないから何もできないという人間は、金があってもなにも出来ない人間である。
-小林一茶-
「あれがないからできない」という人は、環境や周りのせいにして“できない理由”を言って逃げているに過ぎません。“できない理由”を探すより“行動する方法”を探す人が成功を手にすることができるのです。
進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む
-福沢諭吉-
前に進もうとしない人は、その場に留まるのではなく、徐々に退化していきます。逆にどんどん前に進んでいく人は留まる事なく進んでいくため、決して退化することはありません。
世界の偉人達の名言
学問をするのに,簡単な道など無い。
だから、ただ学問の険しい山を登る苦労をいとわない者だけが、輝かしい絶頂を極める希望をもつのだ。-カール・マルクス-
努力をいとわずコツコツ勉強を重ねっていた人だけが成功するためのチャンスを得ることができます。ラクして頭がよくなる勉強方法を探している限り、成功を手にするチャンスをつかむことはできないでしょう。
やる気があるときなら、誰でもできる。
本当の成功者は、やる気がないときでもやる。-ドクター・フィル-
勉強のやる気がある状態では、誰でも自発的に勉強に取り組みます。しかしやる気がない時にも何かと理由をつけてやる気を絞り出し、机に向かうことが真の成功者になる人なのです。
楽しみながら学ぶのがベストだ
-エジソン-
勉強を苦しいものや辛いものと思っている限り、なかなか勉強したことが身につきません。ならば勉強する楽しみを知り、楽しく学ぶことができる状態こそが、勉強するうえでベストな形なのです。
できると思うにせよ、できないと思うにせよ、そのとおりになる。
-ヘンリー・フォード-
自分の中で「できる」と思ったことは実現しますが、「できない」と感じたら一生その結果を手にすることはできません。まずは自分の中で「できる!」と思うこと・・・それこそが成功への第一歩なのです。
まとめ
ここではアインシュタインをはじめ、数多くの偉人達の名言を紹介してきました。こうした名言に共通するのは
・勉強は“やらされるもの”ではなく“自らやる”もの
・今より少しだけ努力するだけで成功に近づくことができる
・やらないことが最も愚かな行為
・・・ということ。つまり、自分自身で行動しなければいつまで経っても成長もしないし今の自分から脱却することはできないのです。
こうした言葉をきっかけに少しでも勉強のやる気が出てくれると嬉しいです。