社会人必見!資格を取得するための勉強時間の作り方3選

資格を取得するためには勉強時間を確保することが絶対必須です。ところが、学業がメインである学生ならともかく、普段仕事をしている社会人の中には、この『勉強する時間』を満足に取ることが難しい人も多いと思います。

社会人で資格を取得したいのであれば、まず勉強時間を確保することが先決です。抱えている仕事を減らしたり、自宅でゆっくりする時間を削ったりして勉強時間を確保しようとするものの、なかなかうまくいかないことも多いことでしょう。

そこでここでは、資格取得のための勉強時間の作り方について3つ紹介します。特に毎日多忙でなかなか勉強する習慣がつかない社会人の人は、ここでお話しすることを参考に、勉強するライフスタイルを模索してみてください。

1.1日の中で“勉強する時間”を作る

1日の中で“勉強する時間”を作る

どんな人でも1日は24時間しかありません。勉強に限らず、この24時間をいかに上手に使うかが結果に大きく左右します。

社会人の場合、朝9時頃から仕事をして夜7か8時になったら帰宅します。もちろん職種や残業の有無によって始める時間や家に帰る時間は異なるものの、勉強できる時間は平日であれば家に帰ってから翌日仕事に向かうまでに限られます。

さらにここから食事をしたり睡眠を取ったり・・・といった時間を引けば、残された時間はそう多くありません。この時間にいかに集中して勉強に取り組むかがポイントになってきます。

こうした勉強する時間を作るためには、まず『仕事をする時間』を削減するのがベストです。

例えば、毎日8時に帰宅する人と7時に帰宅する人とでは、家に帰ってから自由に使える時間が1時間も変わってきます。たかが1時間・・・かもしれませんが、週5日働いたとすれば5時間の違いとなるため、勉強の進み具合にも大きな差を生むことになります。

つまり、仕事の仕方を工夫することによって勤務時間を減らし、その浮いた時間を勉強時間に回すことが大切。では具体的にどのように仕事の時間を減らせばいいのか?

実は多くの人は、仕事に対して2種類の時間を使っています。

1つは、経費の精算や日報の記入などのやらないといけない業務に充てる「緊急行動」。そしてもう1つは、プレゼン資料の作成や営業周りや商談などの「重要行動」です。

そして、勤務時間が長い人のほとんどは、緊急行動に費やす時間が長い傾向があります。緊急行動の多くはやらないといけないものではあるものの、早めに片付けておけば後々楽になるものが多いです。

にもかかわらず、期限ギリギリになるまで放置しておくため、あらゆる仕事が後手後手となり、結果的に仕事の時間が長くなってしまうのです。つまり、仕事時間を削減したいのであれば、まず『やりたい仕事』よりも『やらないといけない仕事』を片付けること。

しかも丁寧にやるのではなく、素早くやることを心がける・・・それだけで仕事に費やす時間を減らすことができます。この時間を勉強時間に充てれば、準備不足で試験で落ちる可能性は低くなるでしょう。

 

2.朝と夜で勉強するものを変える

朝と夜で勉強するものを変える

勉強には暗記する部分と、理解する部分の2つがあります。しかし、この2つを同時に勉強することはかなり難しいため、別々の勉強時間を設けて取り組むようにしましょう。

ではなぜ暗記と理解を別々に勉強したほうがいいのか?それは、時間によって効率よく勉強できるものが異なるからです。

例えば朝型に勉強する場合、寝起きで脳の記憶が整理されていたり、勉強できる環境が整っていることから、比較的理解系の勉強をしたほうが効果が発揮されます。逆に日中は仕事などで頭の体も疲れているため、頭に詰め込むだけの記憶系の勉強の方が効率が良いとされています。

もちろん、これが万人共通というわけではありません。人によっては朝に暗記系をしたほうが覚えやすいのであれば、それでも問題ありません。

ここで大事なのは『暗記』の勉強と『理解』の勉強を分けて行う・・・ということ。

特に社会人の場合は、1日の中の勉強時間が限られています。そのため、より効率よく知識をインプットする方法で進めていかないと時間が足りなくなってしまうからです。

また、暗記の時に使う脳と理解の時に使う脳が異なるため、一度に暗記と理解の勉強をすることはできません。これを無理やり行うと、脳の働きが悪くなってしまい、結果的にどちらの勉強の効率が悪くなってしまいます。

ですので、1日のライフスタイルの中で少なくとも2回は勉強する時間を設けるのがベスト。ただし、暗記にかける時間は1時間も必要なく30分や15分くらいで大丈夫です。

逆に「脳の特性を上手に活用した4つのお手軽暗記術」でも紹介しているような、勉強をする回数を増やしたり、暗記の仕方を変えたりするとより短時間で暗記することができます。

 

3.勉強する“仕組み”を作る

勉強する“仕組み”を作る

勉強する時間を作り、暗記するものと理解するものを分けて勉強する・・・おそらくこの2つを心がけるだけでも、仕事中心の生活の人でも資格の勉強ができるでしょう。さらに、勉強を習慣化させるために、いろいろな仕組みを自分の中でつくっておくと、より効率よく勉強を進めることができます。

この仕組みは、取り組んでいる仕事、通勤時間、勉強している資格、周りの環境によってできるものとできないものがあります。社会人でも自然と勉強する仕組みを作る方法を○つ紹介しますので、できるものから取り入れてみてください。

1)一緒に勉強する仲間を作る

勉強を続けるには「勉強すること」そのものを楽しむが最も効果的です。そして勉強を楽しむためには、一人でやるよりも同じ資格を目指している仲間を募って一緒に勉強するのが一番。

例えば、毎週どこかに集まって勉強会を開くだけでも、知識や情報を共有できるため、一人でやるよりも勉強の効率ははるかに上がります。特に職場の仲間で同じ資格を取ろうとしている人達がいるなら、その人達と一緒に勉強するようにするといいでしょう。

2)“ながら”勉強をする

これは社会人が勉強するうえでは基本的なやり方の1つといえます。例えば通勤に電車を使っているのであれば、電車の中で教科書を読んで勉強したり、昼時間も10分でもいいので暗記したり・・・というように、何かをしながら同時進行で勉強をするによって勉強時間を捻出する方法です。

さらに最近は情報媒体が発達しているため、スマホやi-Padなどのタブレット端末にテキストデータや音声データを入れれば、ちょっとした時間にすぐに勉強することができますし、持ち運びも簡単です。

3)勉強する時間と場所を決める

勉強のやる気を引き起こして楽しく取り組む4つの方法」の中で紹介されている勉強の工夫の方法でも紹介していますが、勉強する時間になったら自然と勉強モードに入るよう、常に勉強する時間は決めておくといいでしょう。これが習慣化されれば「勉強しないと」と思わなくても自然と勉強に向かうようになります。

ただ社会人の場合は、仕事から帰ってきてから勉強に取り掛かるため、体も脳も万全というわけではありません。ですので、自宅で勉強する時はご飯やお風呂を全て済ませて、気分をリセットさせてから勉強するといいでしょう。

4)睡眠時間は削らない

勉強の習慣化ができない人の多くは、勉強時間を捻出するために睡眠時間を削ってしまいますが、実はこれは逆効果。睡眠時間が短くなればなるほど体の疲れも取れなくなるため、日が経つにつれて勉強の効率が悪くなります。

さらに、睡眠時間中にその日入ってきた新しい記憶を脳が整理してくれます。しかし睡眠時間が短いとこの整理が不十分でなくなるため、翌日新しい記憶を入れようにも収納スペースがないため、忘れやすくなります。睡眠時間の削減は“勉強時間が確保できる”以外にメリットはないので、これ以上削ることはおすすめしません。

5)参考書は一番薄いのを使う

資格取得のための参考書は、色々な出版社から様々な種類が販売されています。そのため、どれが自分に合っているか分からない・・・からといって何冊も買う人がいますが、何冊もこなせるだけの時間はおそらくないでしょう。

そこでおすすめなのが本屋で売っている最も薄い参考書を1冊完璧にやりきることです。薄いということは情報量が少ないわけであり、言い換えれば本当に大切な情報しか載っていないということになります。

参考書を何冊買おうと、やりきれなかったら意味はありませんから、これだ!と思う1冊の参考書を徹底的使い込んで勉強するといいでしょう。

6)難しそうな勉強は後回し

資格の勉強を進めていくと、スムーズにいくところとつまづいてしまうところが必ず出てくると思います。このつまづいた部分を理解しようと一生懸命頑張っても、理解できないものはできません。

ならば、難しいと感じたところはいったん棚の上にあげておき、まずは自分ができそうなところから勉強していきましょう。そして、休日など比較的勉強時間が多く取れ、なおかつ体調が万全な時に改めて難しいところに取り組んでみてください。

時間を空けることで以前は分からなかったことも、すんなり分かるようになったりします。勉強は順番どおりにやらないといけないわけではないですから、簡単なところから片付けていくように勉強すると時間を有意義に使うことができます。

 

まとめ

冒頭でも言いましたが、資格を取得すためには試験をパスする必要がありますし、試験に合格するためには勉強は必要不可欠です。そして勉強するためには、今の生活習慣から勉強する時間を捻出する必要があります。

もしかすると「社会人にそんな時間ないよ!」と思う人もいるかもしれませんが、実は普段の生活も含め、24時間の中で無駄に永く使っている時間というのは必ず存在します。そんな無駄な時間を短縮することで勉強時間を作ることができますし、その時間を有効に使うことで社会人になっても資格を取得することができます。

「どんな方法で勉強すればいいか?」も大事ですが、まずは勉強時間をいかにして捻出するかを考えてみましょう。それが資格取得の第一歩です。

>あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

頭の良し悪しはIQという数値で判断されています。


そして、IQは努力だけではなんともできないとも言われています。


確かにIQは遺伝と言われています。


しかし、IQには二種類あって一方は遺伝で決まってはいるもののもう一方は遺伝ではなくちょっとした努力で成長させる事が可能です。


とはいってもとにかく勉強をすればいいとか暗記をすればいい・・というわけではありません。


努力の仕方が重要なのです。


時間をかけて学ぶ事ではなく時間を使わないように工夫をすべきなのです。


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