モチベーションアップのために知っておくべき5つの理論


モチベーションアップ学習効率を上げるためには、勉強方法を工夫することも大事ですがそれ以上に、勉強に対するモチベーションをアップすることも大切です。効率のいい勉強方法をモチベーションが高い状態で取り組むことによって、短期間で効果的な勉強をすることができます。

モチベーションの上げ方については人によって違いますし、万人共通の方法というのはありません。人によって興味や考え方が違うため、自分に合ったモチベーションの上げ方、やる気の出し方をする必要があります。

しかし、これまで心理学や脳科学の研究によって、モチベーションアップに役立つ理論がいくつかあります。ここでは、勉強のモチベーションを上げるのに役立つ5つの理論を紹介しますので、自身のやる気を上げる方法として取り入れてみてはいかがでしょう。

SPONSORED LINK

 

自己効力感

モチベーションアップ3

自己効力感とは、自分が行為の主体であると確認していて、自分の行為について自分がきちんと統制しているという信念のこと。また自分が外部からの要請にきちんと対応しているという確信のことを指します。

これはカナダ人の心理学者アルバート・バンデューラによって提唱された理論で、分かりやすく言うと「自分はちゃんとできる・やれている」という感じのことです。

例えば勉強をする時に「これならできそうだ」と思ったことについてはすぐに行動を写すことができます。しかし「ちょっとできなそうだな・・・」と判断したものについては行動に移すまでの時間がかかってしまうというもの。

つまり、自己効力感が高い人ほど、モチベーションがアップするのが早く、すぐに行動に移すことができ、反対に自己効力感が低い人ほど、なかなかモチベーションが上がらず、行動することができないのです。そのため、普段の生活から自己効力感を高めておく必要があります。

ではどのようにして自己効力感を高めることができるのか・・・自己効力感は主に4つの源泉によって形成されていると言われています。その4つとは

1)達成体験
2)代理経験
3)言語的説得
4)生理的情緒的高揚

です。1つずつ具体的に解説していきましょう。

1)達成体験

自分自身で成功したり、達成したりした体験のことで、最も自己効力感を定着させると言われています。成功を習慣化することが重要だと言われているのも、この達成体験によるものです。

2)代理体験

代理体験とは、自分以外の人が実践しているのを観察して「できそうだ」と感じることです。スポーツなどであこがれの選手のマネから入って上達するのはこの代理体験によって自己効力感が高くなったからと言えるでしょう。

3)言語的説得

自分に能力があることや、達成の可能性があることを言語で繰り返し説得されることを指します。一時的に自己効力感は高まりますが、上の2つに比べて短期間で消失しやすいともいわれています。

4)生理的情緒的高揚

お酒や薬などの外部の力を借りて気分が高揚し、その勢いで自己効力感を高めることを言います。ただし、気分が落ち着いてきたら自然と自己効力感も低くなってしまう性質があります。

 

マズローの欲求5段階説

モチベーションアップ4

マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求には5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされるとより高い階層の欲求を求めるというもの。この5段階の欲求は以下の通りです。

生理的欲求・・・基本的・本能的な欲求(食べたい・寝たいなど)
安全欲求・・・危機を回避したい・安全な暮らしをしたいという欲求
社会的欲求・・・仲間が欲しい・集団に属したいという欲求
尊厳欲求・・・認められたい・尊敬されたいという欲求
自己実現欲求・・・自分の能力を引き出し創造的活動がしたいという欲求

図にすると以下のようになります。

モチベーションアップ1

ちなみに「生理的欲求」かあ「安全欲求」の2つは物理的欲求、残りの3つは精神的欲求と言います。また、社会的欲求が満たされないと孤独感や社会的不安を感じやすくなります。

この5段階の中で現在自分がどの欲求が強いかを確認することによって、どういったことにモチベーションが上がるかが明確になります。例えば先生や友達からほめられたいのであればそれは「尊厳欲求」ですし、赤点を取らないようにするのは「安全欲求」といえるでしょう。

 

ハーズバーグの動機づけ・衛生理論

モチベーションアップ5

この理論は、アメリカの臨床心理学者であるフレデリック・ハーズバーグが提唱したもので、仕事における満足と不満足を引き起こす要因を表したものです。要約すると「人が仕事に満足する要因と不満足に感じる要因は全く別物だ」という考え方のこと。

そもそも人間には2種類の欲求があります。1つは苦痛を避けるための動物的な欲求、もう1つは心理的に成長する人間的な欲求です。

そしてこの2つの欲求はそれぞれ独立しており、一方が満たされたとしても、もう一方が満たされるわけではありません。動物的な欲求が充足しても、人間的な欲求が充足することはないのですし、その逆もないのです。

例えば仕事でも、ノルマを達成したことでその仕事に対する満足感を得ることができます。しかしそれによって会社の方針に対する不満が消えるわけではないということ。

つまり、不満要因(衛生要因)をいくら取り除いても、不満要因を減らすことができても満足感を増やすことができないということ。満足感を増やすためには、「動機づけ要因」にアプローチする必要があるのです。

モチベーションアップ2

上の図は、動機づけ要因と衛生要因についてグラフにしたものです。このグラフを見ると、「会社の方針と管理」という項目は、不満足を招く要因として非常に高いことが分かります。

しかしここを改善したからといって、満足感が100%にはなることはなく、最大で10%で、それ以上の満足感がないことがこのグラフからは読み取れます。また動機づけ要因の「達成」は満足感が40%と高いもののどれだけ不満足感が高くても10%までしかないことが分かります。

このように、不満足感を解消してもそれが満足感になることはないし、満足感がないからといってそれが不満に直結することはないということ。不満を解消することと満足度上げることは別のものだというがこの理論の特徴です。

 

アンダーマイニング効果

モチベーションアップ6

アンダーマイニング効果とは、内発的に動機づけられた行為に対して、報酬を与えるような外発的動機づけを行うことによって、動機づけが低減する現象のことを指します。端的に言えば、外から与えられたモチベーションによって内から出たモチベーションが弱くなるということ。

そもそもモチベーションと言っても2種類あります。

1つは行動そのものに面白みや充実感によって高くなる「内発的モチベーション」。そしてもう1つは物質的な報酬や評価を得ようとする「外発的モチベーション」

一般的に内発的モチベーションの方が、集中力が高まり良い結果を出すことができます。それに対して外発的モチベーションの方が一瞬でモチベーションを高めることができるため、内発的モチベーションから外発的モチベーションに下がりやすい傾向があります。

例えば、英語が大好きで勉強を始めたとしましょう。この時英語の勉強を始めたモチベーションは「内発的」なものです。

しかしここで親から「100点を取ったらお小遣いアップ」だったり、良い点数を取ったことで周りからすごいと思われるとモチベーションが内発的なものから外発的なものに変わってしまいます。そうなると

「お小遣いが上がらないなら勉強しない」

という気持ちになってしまいます。理想としては外発的モチベーションで一気に高め、実践していくうちに内発的モチベーションが高まる状態がベスト。

報酬や評価と言った外発的モチベーションが良くないわけではありません。この2つのモチベーションをコントロールすることの重要性を説いているのがこの理論です。

 

ピグマリオン効果

モチベーションアップ7

ピグマリオン効果とは、1964年にアメリカの教育心理学者であるロバート・ローゼンタールによって提唱されたもので「人間は期待されたとおりの成果を出す傾向がある」ことを主張した理論です。

ある実験で「成績優秀な生徒達を集めたクラス」と「成績の悪い生徒達を集めたクラス」を作りました。そしてそれぞれのクラスの担任には逆のことを言って担当させます。

成績優秀な生徒達を集めたクラス→担任には「成績が悪いクラス」と言う
成績の悪い生徒達を集めたクラス→担任には「成績が良いクラス」と言う

すると、実際の成績が逆転し、成績優秀なクラスの成績は下がり、成績が悪いクラスの成績は逆に上がったのです。このことから“人は期待されたとおりの成果が出す傾向がある”という結論が出たのです。

つまり、自分を現状より高く評価してくれる環境に身を置くことが、自身の成長を大きく手助けしてくれるのです。周りから「君ならできる」と言ってくれるところにいたほうが結果も出しやすく高いモチベーションを維持することができます。

反対に、ネガティブな発想が飛び交っているような環境に身を置いてしまうと「自分もできないんだ・・・」と脳が勝手にインプットしてしまい、モチベーションも上がらず成果も出しづらくなってしまいます。

自身の欲求や報酬や評価だけでなく、環境によってもモチベーションが変わることを立奏したのがこの理論です。

 

まとめ

ここで紹介した5つの理論

・自己効力感
・マズローの欲求5段階説
・ハーズバーグの動機づけ・衛生理論
・アンダーマイニング効果
・ピグマリオン効果

を知ることで、モチベーションの上げ方や維持の仕方がより明確になります。「勉強に欠かせないモチベーションを維持する方法4選」でもお話ししているように、モチベーションを高めて維持することは、良い成果を手にするためには欠かせないポイントになります。

ここで紹介した理論を知ればモチベーションが上がるわけではありません。ですが、モチベーションがアップする仕組みを知ることで、より簡単にやる気を上げることができます。

ちょっと話が難しいかもしれませんが、理解できるものから1つずつ学習していき、自身のモチベーションアップの仕組みを理解してもらえればと思います。



SPONSORED LINK



【瞬間記憶のテクニック】“コンマ数秒”であらゆる情報を強烈に脳へと刻み込む『忍者の記憶法』

20個の単語を一度聞いただけで完璧に覚える瞬間記憶のテクニックとは?

忍者の記憶法
はるか遠い昔、まだボールペンもメモ帳もICレコーダーもなかった時代。

日本が誇る諜報活動のプロ・忍者は、敵勢を視察する際に「特殊な記憶のテクニック」を使って大量の情報を一瞬で脳にインプットし、主人のもとへ持ち帰ったと言います。

それは、下手すれば国の行く末さえも左右しかねない、とてもとても重要な情報。

1文字たりとも漏れたり、間違って記憶することは許されません。

では、彼らは一体どのようなテクニックを使い、メモを取ることなく話を盗み聞きするだけで1時間もの会話を丸ごと記憶していたのか?

実は、私たちが予想もしない「ある意外な方法」で瞬間大量記憶を実現していたのですが…。

一度聞いただけで完璧に記憶する『忍者の記憶法』の秘密を、特設ページで公開しています。

↓にメールアドレス(PC用)を登録し、『忍者の記憶法』の特別公開ページへのアクセス権を今すぐ手に入れてください。

今から60秒後、あなたは「あらゆる学習に応用可能な、情報を“コンマ数秒”で脳に刻み込む忍者の記憶テクニック」を知ることになります。
form
※携帯電話のアドレスにはメールが届かない可能性があります。必ずパソコンのメールアドレスを登録してください。



コメントを残す

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ