勉強の集中を妨げてしまう3つの栄養素


勉強 集中勉強の集中力を高めるには様々な方法があります。その中でも食べるものを変えるだけでも普段の集中力を上げることができます。

しかし反対に、食べることによって集中力が低下する食べ物もあります。正確に言えばその食べ物に含まれている栄養素が集中力を低下させているのです。

集中力があるかないかは

・脳が効果的に働く栄養を摂っているか
・脳機能が活発になる栄養を摂っているか

この2つによって変わってきます。ただ、普段の生活で食べ物に含まれる栄養素などを意識せず食事をしている人は少ないでしょう。

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そこでここでは、勉強の集中を妨げる栄養素を紹介するとともに、その栄養素が含まれている食べ物も合わせてお伝えしていきます。完全にシャットアウトすることは難しいですが、なるべく摂取するのを控えるだけでも勉強の集中力低下を抑えることができます。

そんな勉強の集中を妨げる栄養素とは

・食品添加物
・トランス脂肪酸
・アルコール

の3つです。ここから各栄養素がどのように勉強の集中力を奪っていくのかをお話していきます。

 

食品添加物

勉強 集中1

食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程や食品の加工・保存の目的で使用される、今の食生活において欠かせないものです。食品に使用される食品添加物は、基本的に商品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なう恐れない場合に限り、定められた成分の規格や使用の基準内で使用が認められています。

つまり、一般的に食品添加物を食べても病気になったりすることはありませんし、そういった報告は今まであがっていません。

よく「食品添加物は体によくない」と言いますが、それはあくまでも基準の摂取量を超えた場合のことで、度を越えた量を摂取しなければ食事をおいしく味わうためには欠かせない成分なのです。

例えば、コーラやサイダーといった炭酸飲料には、酸味をつけるためにクエン酸が入っていますし、爽快感を与えるために炭酸ガスが入っています。また香りをつけるためにレモン香料が入っていることによって、のんだ時にさわやかな感じになるのです。

ですから、全ての食品添加物が悪いわけではありませんし、食品添加物を摂らないような食事をすることは、自給自足をしない限りほぼ不可能です。中には栄養を補助してくれるようなものもあるため、食品添加物全てが悪いわけではありません。

ただし、なるべく摂取しないほうがいい食品添加物があるのもまた事実です。

中でも、保存するために含まれているものや、酸化防止のために使用されている添加物は脳の機能を低下させる可能性が極めて高いです。また殺菌作用のある添加物も同様に、勉強に対する集中力が低下する原因になりえます。

全ての食品添加物が悪いわけではないですが、勉強の集中力を妨げるような添加物が入った食べ物はなるべく控えるようにしましょう。

食品添加物が含まれている食べ物

単純にほとんどの食べ物には食品添加物が含まれていると思ったほうがいいでしょう。特にスーパーなどで売られている食材のほとんどは、なにかしらの食品添加物が使われているので、完全に口に入れないのはかなり難しいと思います。

ただ、勉強の集中力を阻害する食品添加物となると、範囲がぐっと狭くなるため、難しいことではなくなります。まず最初に気をつけるべきはコンビニ弁当です。

コンビニの弁当は賞味期限を2~3日延ばすために保存料がしっかり含まれています。またコンビニで売られているおにぎりも同様で、炊飯油・pH調整剤・保存料・シリコンなどが使われています。

ちなみにpH調整剤とは、食品の変質や変色を防いで品質を安定させたりする食品添加物で他の食品添加物の効果を向上させる役割もあります。もちろん摂取することで体に害はありませんが、大量に摂取すると勉強の集中力の低下につながるので程々にしておいたほうがいいでしょう。

またコンビニ弁当以外にもハンバーガーやアメリカンドッグのようなジャンクフードにも、多種多様な食品添加物が入っているため、なるべく控えることをおすすめします。

 

トランス脂肪酸

勉強 集中2

トランス脂肪酸とは、水素に負荷して硬貨した部分硬貨油を製造する過程で発生したもので、天然の植物油にはほとんど含まれていない栄養素です。トランス脂肪酸は反芻動物の肉や乳に含まれている天然のものと、人工的に作られるものの2種類があります。

実はこのトランス脂肪酸は、摂取に伴うリスクが指摘されています。主として虚血性心疾患の発症と認知機能の低下で、心臓病の原因と言われています。

実際に消費者庁のホームページには、トランス脂肪酸の健康影響に関する科学的知見が発表されていました。要約すると以下のとおりです。

●確証的な根拠(全て若しくはほぼ全ての研究で結果が一致している)・・・工業的に作られたトランス脂肪酸は、冠動脈性心疾患にかかるリスクを高める。冠動脈性心疾患につながるLDL(悪玉)コレステロールを増やすだけでなくHDL(善玉)コレステロールを減らす。こうした影響は過去に考えられていたよりも大きかった。
●おそらく確実な根拠(大多数の研究で結果が一致するが、一致しない結果もある)・・・工業的に作られたトランス脂肪酸は、冠動脈性心疾患による死亡、突然死、および糖尿病にかかるリスクや、メタボリックシンドロームと診断される内臓脂肪の蓄積(腹囲)・脂質異常(コレステロール、中性脂肪)、高血圧(血圧)、高血糖(空腹時血糖)の数値を高める。
●今後の課題・・・現在、WHOでは集団におけるトランス脂肪酸の平均摂取量は最大でも総エネルギー摂取量の1%未満と勧告しているが、摂取が高い人々のことを完全に考慮していないので、このレベルを考え直す必要があるかもしれないと認めている。このことは、人が食べる食品から工業的に作られたトランス脂肪酸を排除する必要性に十分つながる。

参考:ウィキペディア
消費者庁

もちろん普通に摂取するだけでしたら大きな問題はありません。しかし普通以上に摂取すると勉強の集中力以前に体調に影響が出るため、進んで食べないほうがいいでしょう。

トランス脂肪酸が含まれている食べ物

トランス脂肪酸が含まれている代表的な食べ物の1つがマーガリンです。作っているメーカーにもよりますが、マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の含有量は10~14%とかなり高いので、なるべく使わないほうがいいでしょう。

また、ショートニング(植物油などを原料に作られる油の一種)が含まれたお菓子も、トランス脂肪酸はたくさん含まれています。例えばクッキーやビスケットなどでサクサク感を出したい時にショートニングを利用するため、こうしたお菓子も控えることをおすすめします。

さらに、古い揚げ物油にもトランス脂肪酸が多く含まれているので注意する必要があります。特に自宅で料理をする際に、揚げ物で使用する油を使いまわしているとその回数に比例してトランス脂肪酸が多くなります。

それ以外にも、チーズ、ケーキ、スナック菓子、アイスクリームなど、お菓子やパン類に多く含まれています。これらを全く口に入れるな!とは言いませんが、好んで食べると栄養バランスが悪くなり、体調とともに勉強に対する集中力が低下してしまいますので、なるべく食べる回数は減らすよう心がけてください。

 

アルコール

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未成年の学生はともかく、社会人が資格の勉強をする前に集中力を高めるためにお酒を飲む・・・なんて人もいると思います。確かにお酒を飲めば短期ですが勉強に対する集中力がアップします。

しかしアルコールの力を使って勉強の集中力を出すのはかなりリスクが高いのです。

そもそもお酒を飲むと集中できるのは、アルコールを摂取したことによってドーパミンが分泌されるからです。ドーパミンとは神経伝達物質の1つで、快感や意欲を沸かせるための機能を担う脳内ホルモンのこと。

ドーパミンが分泌したことによって、一時的にも勉強の集中できることは悪いことではありません。しかしこれを繰り返すとアルコール依存症になってしまうリスクがあるのです。

そうなると、勉強どころか生活そのものに悪影響を及ぼします。こうした事態にならないためにも、あまり勉強前にアルコールの力で集中力を高めるのは控えたほうがいいでしょう。

さらにアルコールを大量に摂取することによって記憶を無くしてしまった経験をした人もいると思います。これは「ブラックアウト現象」といって、嫌な気分をお酒で紛らわそうとすると起こりやすいことです。

飲み会などの席で飲みすぎて記憶を無くすのであれば、反省して周りの人に謝れば済みます。しかし勉強をしている時にブラックアウト現象が起こってしまうと、今まで勉強したことを全て忘れることになるため、勉強に費やした時間と労力が無駄になってしまいます。

勉強を始める前に集中力を上げるのは重要ですが、間違ってもお酒の力を借りてあげることだけはやめましょう。お酒は楽しい席で飲むものであって、より集中させてくれるドーピングではありませんから。

 

まとめ

ここで挙げた3つの栄養素は、どれも普段の食生活で口にしているものばかりです。そのため、完全にこれらを摂取しないことは徹底的に食生活を見直さない限り難しいでしょう。

また、こうしたことを意識しすぎると、食に対するストレスがかかってしまい、それが勉強の集中力を低下させる要因にもなります。ですから、完全に絶とうとせず、食べたい時は食べてもらってかまいません。

ただ、意識して摂取する量を控えることだけでは心がけてください。栄養バランスが崩れればそれだけ体調を崩す可能性も高くなりますし、そうなれば当然勉強にだって支障が出てきます。

今の自分ができる範囲で結構なので、ちょっとずつ食事を改善していき、脳に効果的な栄養を摂取していきましょう。それだけでも、勉強に対する集中力が切れにくくなり、学習効果の低下を防ぐことができます。



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