[注意]勉強できない人がやりがち!間違ったノートの取り方8選

「めっちゃ勉強して覚えるためにノートに書き込んでいるけど全然覚えられないし理解できない・・」

だから、勉強ができないんだ!と思われる方もいるかもしれません。

勉強ができる人とできない人とではどこに違いがあるのでしょうか?
細かく挙げればこの違いはたくさんあると思いますが、その1つに『ノートの取り方』というものがあります。

いくら書き込んでも勉強の効果がない人もいますが・・
実際に勉強ができる人はあまり書いていなかったりするんです。

勉強ができない人が最もやりがちなノートの書き方は・・

「ただ先生が黒板に書かれたことを写す」
「教科書や参考書の内容をただコピペする。」

ことです。これは効果がないとは言いませんがほぼ意味がないです。
しかし、頭のいい人のノートのとりかたはもっと効率的で無駄がないのです。

ノートの取り方が向上することによって復習する時の勉強効率がアップし、試験やテストの結果にも大きな影響を及ぼします・・・つまりノートのとりかた1つで頭がよくなることも不可能ではないのです。

しかし実際は、ノートの取り方が間違っているため、どれだけ時間をかけて勉強しても結果に結びつかない人がたくさんいます。ここでは勉強できない人がついついやってしまう“間違った”ノートの取り方を紹介しますので、もし自分に該当しているものがあったらすぐにでも改善していきましょう。

1.1冊のノートに複数の教科を書く

1冊のノートに複数の教科を書く

各教科によって押さえるべきポイントだったり勉強の仕方が異なります。そのため、当然ノートの取り方も各教科によって異なるのです。

各教科の具体的なノートの取り方については「受験生にオススメ!各教科別ノートのまとめ方のコツ」で詳しくお話ししていますが、それぞれ理想的なノートのまとめ方が異なるため、同じノートに複数の教科が書くなどあってはいけません。経済的にはお得かもしれませんが、学習するうえでは非常に効率が悪くなりますので“1教科1冊”をこころがけましょう。

もちろん、塾などに通っているのであれば学校用と塾用と分かること。また、授業の板書用と問題演習用とも分けておくと読み返した時に理解しやすいノートを作ることができます。

あちこちに情報が散乱していると、頭の中もごっちゃになるため、暗記力や理解力の低下にもつながります。そうなると当然試験でも良い点数はとれないので、各教科ごとにノートは使い分けるようにしましょう。

 

2.黒板をひたすら書き写しているだけ

黒板をひたすら書き写しているだけ

授業の際、先生が黒板にどんどん板書していきます。書かれたものというのは基本的に大事な事ばかりなのでこれらをノートの写すわけですが、ただ“写すだけ”は意味がありません。

勉強できない人というのは、板書内容を書いていることで満足してしまい「勉強した~」という気分になりがちです。ところが本当の勉強は板書した内容を理解し、頭に詰め込むことであり、板書をノートに写すのはただの作業でしかありません。

逆に勉強ができる人のノートは、板書を書き写した際に、後から自分で書き加えられるスペースをわざと作っています。こうしたスペースに先生が言った重要なワードだったり、授業を受けたり復習した時に気づいた気づきや要約を書き込んでいます。

つまり、ただ板書を写しただけでは“ノートの完成度”としては50%に満たないのです。

授業中一生懸命板書内容をノートの取るだけではなく、そこから自分の頭の中を整頓する意味をこめて書き加えたりすることによって、読み返した時に理解できるノートになるのです。ただ先生の言ったことを書いても、読み返した時に理解できなかったら“ノートの取り方”としては間違いなのです。

 

3.「いつ・何を」勉強したか分からない

「いつ・何を」勉強したか分からない

勉強している時に、ふと忘れてしまったり分からない問題が出てきた時に振り返るのがノートの役割です。そのため、ノートは「いつ」「何を」勉強したのかが明確になっていなければいけません。

ところが勉強できない人のノートというのは、読み返してもどこに何が書かれているのかさっぱり分からないものが多いです。ただひたすら板書内容や問題の回答が書かれているだけなので、勉強した内容を振り返るのも一苦労です。

それに対して勉強できる人は、ノートを取る時には必ず日付やページ数などを表記しておきます。こうしておけば、教科書のどの部分をいつ勉強したのかが一目でわかるため、容易にノートから情報を引き出すことができるのです。

ノートの役目とは、勉強した内容を要約し、読み返した時にその内容を頭の中に再インプットすることです。そのためには、いつ・どんな勉強をしたかを探しやすくするための記載は必要不可欠になります。

どれだけきれいにまとめても、どこに何か書いてあるか分からないノートは、自身の学力アップに貢献してくれません。ノートを取る時は日付とタイトルくらいは最低限書くクセをつけるようにしましょう。

 

4.書き加えるスペースがない

書き加えるスペースがない

勉強できない人のノートを見てみると、主に2つの共通点があります。

1つは2.で話したようにただ板書された内容を書きうつしたもの。そしてもう1つは、余白スペースがほとんどなく、キチキチに書かれたものです。

ノートは1ページ当たりの大きさに限界があります。そのため、より多くの情報を書き込もうと余白をなるべく消すような取り方をする人がいますが、かえってこれは逆効果。

まず余白がないことで読み返した時に見にくいという副作用が生じます。また復習する時に余白がないと新しい情報や自分の気づきを書き込むスペースがないため、知識の上乗せができなくなってしまうのです。

確かに少しでも多くの情報を・・・という気持ちは分かります。しかしノートの取り方で大事なのは“情報量”よりも“見やすさ”や“理解のしやすさ”ですので、ある程度余白を意図的に作るような取り方を心掛けましょう。

また問題を解く場合も、問題ごとに1行ずつ空けるようにすること。ノートはあまりケチケチ使わず、少しムダに使う気持ちで取るようにする、それだけで見やすくなります。

 

5.見た目を意識せず取っている

見た目を意識せず取っている

4.の続きにもなりますが勉強できない人は「とにかくノートに書けばいい!」という気持ちで取っている傾向があります。もちろん英単語や漢字を書いて覚えるのであればそれでもいいですが“習ったことを復習する”という観点からいくとこの考えは大きな間違いです。

どの教科書や参考書を開いても、その内容構成は

・大見出し
・小見出し
・本文

の3つでできています。これは趣味や好みでこうしているのではなく、読んだ時により情報を理解しやすくインプットするための方法なのです。

そのため、ノートを取る際にもこうした見出しや本文とはしっかり区別して書く必要があります。例えば大見出しを一番左に買いたいのであれば、小見出しは1文字ほど下げて書く・・・とか。

また文字の大きさや間隔も意識して統一することによって、それだけで読みやすくなります。読みにくいノートは読解するだけでも大変なので読み返すことをためらってしまいますが、きれいにまとめられたノートは何度でも読み返したくなりますよね?

それ以外にも、線を引く時は定規を使うなど、ノートを“きれいに”取ることを心掛けてください。それだけでも成績に良い影響を及ぼすでしょう。

 

6.罫線やマス目を無視してノートを取る

罫線やマス目を無視してノートを取る

使用するノートによってはあらかじめ罫線が引かれていたりします。例えば大学ノートであれば横の罫線が引かれていますし、英語用のノートであればアルファベットが書きやすいよう4本の線が引かれているはず。

きれいにノートを取るにおいて、こうした罫線から外れることは全体のバランスを崩すことにつながります。ですので、ノートを取る際はなるべく罫線に従って書くようにしましょう。

もし罫線を無視して書くことが多いのであれば、あえて全く線が入っていない白紙のノートを使うのも1つの手です。また逆に理科など図やイラストが多い教科は方眼ノートを使うと簡単に図やイラストをノートに書くことができます。

学年が上がっていくにつれて大学ノートしか使わなくなりがちですが、大学ノート以外のものを使っていけないルールなどありません。使い方や教科によってノートを変えるだけで見やすくきれいなノートを取ることができるので、ノートの取り方に自信がない人はぜ日試してみてください。

 

7.ノートを取る時は黒一色

ノートを取る時は黒一色

ノートを取る時、基本的には鉛筆もしくはシャープペンをメインで使っていると思います。ところがこれ1本しか使っていない人もいて、そういう人はたいてい勉強が苦手な人の傾向があります。

ノートの取り方は人それぞれですし、色の使い方についてもこれと言った決まりはありません。しかし黒一色で書き続けると、ノートを読み返した時にどこが重要なのかを見つけるが非常に困難になります。

よほどノートの取り方が上手な人は、本当に大事な部分をきれいにまとめることができるため、黒一色でも見やすく分かりやすいノートをつくることができます。しかし、最初からそこまでのレベルに達している人はほとんどいないので、ある程度色を付けてノートにメリハリをつけるようにしましょう。

 

8.色を多彩に使ってまとめている

色を多彩に使ってまとめている

先ほど7.で「黒一色でノートを取らないように」と指摘しました。しかし色を大量に使いすぎるのも実はダメなのです。

特に女子生徒に多いのですが、様々な色をカラフルに使ってノートを取ると、見栄えが華やかになります。ところが、色が多すぎて逆に重要な部分が隠れてしまうという副作用が派生してしまうのです。

またマーカーも、あれもこれも引いてしまうとノートがマーカーの色に変わってしまうことも珍しくありません。ですので、ノートで使う色は少なくとも一色、多くても三色以内に抑えるようにしましょう。

使う色としておすすめなのは赤と青で、あと一色はお好みで決めて結構です。ただし、黄色やそれに近い色は光が反射して見にくくいため、あまりおすすめしません。

 

まとめ

ノートの取り方は、その人の性格や考え方が色濃く出ます。それはすなわち、勉強に対する姿勢と言い換えてもいいでしょう。

勉強ができない、どれだけ勉強しても全然成績が良くならない・・・こうした原因は、その人の持って生まれた才能ではなく、努力の仕方や勉強への取り組み方にあります。その1つが“ノートの取り方”なのです。

ノートの取り方を改善することによって、勉強への取り組み方も自然と改善されていきます。今まで分からなかったことが理解できるようになるため、試験の結果も良くなっていくでしょう。

ノートは、単に勉強したことを記憶しておくものではなく、読み返すことによって勉強した情報を再び引き出すためのアイテムです。だからこそ“見やすさ”“分かりやすさ”を追求し、誰に見せても恥ずかしくない取り方をしなければいけません。

これを機にノートの取り方を改め、勉強への姿勢を改善してみてはいかがでしょう。そうすることで“勉強できない人”から卒業することができるはずですから。

>あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

頭の良し悪しはIQという数値で判断されています。


そして、IQは努力だけではなんともできないとも言われています。


確かにIQは遺伝と言われています。


しかし、IQには二種類あって一方は遺伝で決まってはいるもののもう一方は遺伝ではなくちょっとした努力で成長させる事が可能です。


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