「勉強しないと!」と思って始めても、その時の気持ちは時間とともに徐々に下がっていきます。そして気持ちと一緒になくなっていくのが“やる気”です。
このやる気が出ないとどれだけ焦ったりしても一向に勉強がはかどりません。例え明日が試験当日だったとしても「なんかやる気でないな~」と、勉強に身が入らないままですから、当然試験も合格するのが難しくなるでしょう。
また勉強のみならず、仕事やその他行動についてもやる気の有無によって大きく結果が異なります。つまりこのやる気をいかに出すべき時に出せるかが、自分が掲げた目標をクリアして、楽しい人生を送れるかにかかっているのです。
そんなやる気の出し方を分かりやすく丁寧に解説しているDVDがあります。それが吉永賢一さんが以前開催した「やる気セミナー」を映像化したDVDです。
吉永賢一さんとは?
このやる気セミナーDVDを紹介する前に、まず講師である吉永賢一さんのことを先に紹介します。
吉永さんは91年に東京大学に入学し、その後家庭教師となって1000人以上の生徒達を指導してされてきました。彼はセンター試験で物理を3分で解答したにもかかわらず満点を取ったり、代ゼミの模試では数学を5分で、英語を8分で満点の解答を埋めるなどといった伝説を残しています。
また、偏差値50の生徒さんを70にまで引き上げるなど、指導者としても定評があり、生徒さんや保護者さんからも絶大な信頼を寄せられています。これ以外にも、勉強関連の書籍を6冊出版し、累計13万部のベストセラー作家にもなりました。
現在はセミナー講師だけでなく『やる気を引き出す方法』をまとめた無料レポートを配布したりメルマガを発行したりと1人でも多くの人にやる気の出し方を教えている活動を精力的に行っています。
吉永さんが実践した勉強法とは
吉永さんがここまでの実績が出せた背景には幼少時代の経験にあります。
小学校低学年の時に記憶術の本と出会ったことによって興味を持つようにしました。しかし
「記憶術で点を取るのは学力が身についたことにならない」
「先生が期待している覚え方と違うのでは?」
という思いを持っていたため、勉強で記憶術を用いることはしなかったそうです。しかし、高校時代にオリジナルの記憶術を研究し、それによって「記憶することの本質」に辿りついたのです。
この本質を知った吉永さんは、自身の記憶術を勉強に活用したことによって、今まで覚えられなかったら英単語や生物のホルモンの名称もすぐに覚えることができるようになり、偏差値は93にまで上がりました。しかし、受験勉強に対するやる気が出なかったため浪人生活を送ることに。
浪人時代は、模試で満点を取るなどの好成績を維持し、1年後東京大学理科三類に合格。また実質3日の勉強で宅地建物取引主任者(宅建)の資格も取得します。
勉強のやる気が出ない最大の原因とは
吉永さんが家庭教師として多大な実績を残し、多くの人から信頼されているのは、自身で考えた勉強法を用いて指導しているから・・・というのものありますが、生徒さんの「やる気」を最大限に引き出しているからという点も大きいと考えています。
そもそも、どれだけ豊富な知識を持っていようともやる気が出なかったらそれを披露することはできません。やる気とは例えるなら“ガソリン”のようなもので、いくらすばらしいエンジンを積んだ車でも、ガソリンがなかったらその車は走りませんよね?
どれだけ効率の良い勉強法があっても、それを実際にやらないと学力は向上しないですしテストや試験で良い点数を取ることができません。こうした“行動”に移すために最も必要なのがやる気なのです。
実際吉永さんもやる気について悩んでいました。やる気が出た時にパッとやり、出ない時はやらない・・・こうしたやる気の波の激しさに悩んでいたそうです。そしてやる気を出すために
・「やることリスト」を作る
・「欲しいもの帳」を作って朝と夜に見返した
・「やる気」が出そうな文章を毎日読む
・「やるぞ!」と大きな声で言ってみる
などといったことをしてみたいです。こうした経験から、脳科学・心理学の面から勉強した結果、吉永さんは2つの結論にたどり着きました。
その2つの結論とは
1)自分で自分のことを理解してない
2)やる気をくじく原因を知る
です。
1)自分で自分のことを理解してない
これは言い換えると「自分で自分を受け入れる」ことで、サボってしまう自分やなんとなく行動してしまう自分も受け入れることでもともと自分の中にあるやる気を自然に出すことができるようになるのです。
そもそも常にやる気を100%出し続けられる人など誰もいません。「サボりたいな~」と思う時もあればなんとなく思い付きで行動してしまうことだってあります。
やる気セミナーDVDでは、こうした自分と向き合い方や自分の感情をコントロールする方法を紹介しています。また「面倒だ」と感じた時に、始めるための勢いをつける方法についてもセミナーの中でお話ししています。
2)やる気をくじく原因を知る
何かをやる時において
やると決める→どうやるかを予想する→構想する→試してみる→予想外の事態の発生→それに対処→目標達成
・・・というプロセスになっているのがほとんどです。そして、各フェイズにそれぞれやる気をくじく原因があります。
これらの原因がどういったものがあるかとその対処の仕方を知ることによって、やる気を長続きさせることができます。セミナーでは大きな目標を達成するための「細分化」テクニックを公開するとともに、さまざまな“ハードル”を自分に課してやる気を引き出す方法を紹介しています。
やる気セミナーDVDから得られるもの
吉永さんのやる気セミナーを自宅で受けることができるのがこのセミナーDVDです。1ヶ月1枚ずつ合計5枚のDVDを見ることによって、自分のやる気の引き出し方を身につけることができます。
1枚目は送料のみの970円でお試しすることができるので、1ヶ月目を申込んで、自分が思っていたものとは違ったら解約すれば金銭的に大きな負担になりません。ただし、2ヶ月目以降は5800円がかかりますので注意してください。
このセミナーDVDは2012年の12月に参加費5万円で開催した内容をDVD化したもので、5カ月間かけてじっくりかつ確実にやる気の引き出し方を身につけていきます。
先ほど言いましたように、このセミナーDVDを見ることによって自分がやる気でない根本的な原因を解消し、やる気をコントロールすることができます。それ以外にも次のようなことを学ぶことができます。
自分だけでなく相手のやる気も引き出し方
やる気の出し方は万国共通というわけではありません。人によってやる気のスイッチが違えばやる気が損なわれる条件というのも異なります。
このやる気セミナーでは、自分だけでなく相手のやる気の引き出し方も身につけることができます。そのため、子供の勉強のやる気を引き出したり、会社の部下や同僚のモチベーションを上げることもできるようになります。
新しいことに積極的に取り組める方法
やる気の出し方を知り、上手にコントロールできるようなれば、毎日が楽しくなり、朝起きると希望を感じるようになります。気分も良くなり機嫌も良くなるといろいろなことにチャレンジすることができます。
また、全くやる気にならない状態でも、睡眠と休憩のサイクルを上手に利用して、確実にやる気を引き出していく方法を知ることができます。これによって、無気力な状態になっても短時間でやる気を引き出し、どんなことにでも積極的にできる人生を送ることができます。
エネルギーを高めてやる気を高く保つ方法
エネルギーを高めることによって、やる気を長期的に維持することができます。しかしこのエネルギーを上手に使える人はあまりいませんし、無駄なところにエネルギーを消費してしまうことによって落ち込んだりやる気がなくなることにつながります。
つまり、やる気を長期的に持続させるためには、エネルギーを上手に使うことが大事。このやる気セミナーでは、やる気に必要なエネルギーの上手な使い方だったり、無くなったエネルギーの補充方法を紹介しています。
こうしたエネルギーの使い方を知ることによって短期間でやる気を出すオリジナルの方法が閃くきっかけになるでしょう。
まとめ
勉強にせよ仕事にせよ、やる気のあるなしによってその結果は大きく変わってきます。そのため、いかにやる気を上手に引き出し、行動につなげるかが重要になってきます。
この吉永さんのやる気セミナーは、自分のやる気を引き出すだけでなく、高い状態で維持する方法も学ぶことができます。もし自分にやる気があまり出ないと自覚しているのなら、このセミナーDVDを見てやる気を出す根本的な原理を勉強してみてはいかがでしょう。