勉強嫌いを克服して苦手意識をなくすための5つの対策

勉強のやる気は勉強そのものが好きか嫌いかによって大きく変わります。人は好きなことをする時は自然とやる気も上がりますが、逆に嫌いなものをやる時はやる気があがらずなかなか行動にうつせないものです。

つまり、勉強のやる気を出すためにはまず“勉強嫌い”を克服する必要があります。勉強に対する苦手意識を払しょくできれば、勉強に対するやる気も上がりやすくなります。

ただ、勉強嫌いは気持ちを変えるだけですぐに克服できるものではありません。「勉強は難しい」「やっても分からない」というイメージが染みついているため、まずはこうした勉強に対する印象を改善していく必要があります。

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そもそも勉強嫌いになる原因としては、一生懸命勉強したけど結果に反映されなかったり、長時間勉強することに嫌気を感じたりなど人によって違います。そして一度ついてしまった勉強に対する苦手意識は、普通に勉強しても払しょくすることはできません。

そこでここでは、勉強嫌いを克服するための方法を5つ紹介します。もし勉強にあまり身が入らなかったり、始めてもすぐにやめてしまうのであれば、まずは今からお話しする方法を試してみてください。

そうすることによって、勉強のやる気を出しやすくなり、集中して取り組むことができるようになりますのから・・・。

 

1.ポジティブな思考を心掛ける

勉強嫌いな人達というのは、自分についてネガティブな印象を持っている人が多いです。

「勉強しても分かるようにならない」
「テストで良い点なんてとれっこない」
「頑張ったって意味がない」
「自分はどうせ頭が悪いから・・・」

などといったことを心で自分に言い聞かせてしまっています。そのため、脳が「自分は勉強ができないんだ」と認識していくため、どんどん勉強から離れていってしまいます。

こうした状況が長く続ければ続くほど、どんどんと深刻になっていき、苦手意識がますます強くなっていく。そして最終的に勉強嫌いになっていくのです。

そのため、まずは自分に対する印象を変えるところから始めるのが大切。

例えば30分勉強しても30%しか内容が理解できなくても「30%も理解できた!」という風にポジティブな思考を持つのです。また、テストの点数が全体的に悪くても「この教科とこの教科は前よりも点数がアップした」という考えに変えてみたり。

つまり、どんなに小さいところでもいいので、自分の良かったところ、勉強の成果が出たところを見つけて、そこを認めてあげるようにしてください。そうすれば、少しずつ勉強に対する苦手意識が払しょくされていき、勉強嫌いが和らいでいきます。

この時、親や先生から何を言われても基本的には聞き流してしまってかまいません。「勉強のやる気を引き起こして楽しく取り組む4つの方法」でもお話ししているように、自分から行動する方がやる気は上げやすいですし、そもそも勉強は自分のためにするものです。

できないことにフォーカスするのではなく、自分の成長やできたことにフォーカスし、自分の中にある可能性を信じてあげることが勉強嫌いの克服に必要不可欠な要素なのです。

 

2.自分を洗脳する

洗脳とは、一般的に特定の主義・思想を強制的に変更することを言います。そのため、言葉そのものに対する印象をよく思っている人は少ないでしょう。

しかし言い換えれば、自分が考える理想的な思想に洗脳されるのであれば、決して悪いことではないはず。このように、自分で自分の理想的な考えに洗脳すれば、勉強嫌いを払しょくすることができます。

自分を洗脳する具体的な方法は、まず何も考えない状態を作ること。

まず、勉強についての楽しさや面白さが書かれた本を用意します。これは書籍に限らず雑誌などに掲載されているコラムやホームページ、さらにはYouTubeなどの動画でも構いません。

 

そして頭の空っぽにした状態でそれを読みます。この時、文字を目で追わなくてもいいですし、内容を理解しようとしなくても大丈夫です。

これを数週間続けていくと、少しずつ勉強に対する印象や考え方が変わっていきます。そして「ちょっと教科書でも読んでみようかな」という気持ちになったら、洗脳は成功です。

自分で自分を洗脳で大事なのは“頭を空にすること”と“自分がなりたいもの”の情報になるべく多く触れること。

「変えよう!」を息巻いて動くのではなく、自然体の状態で内側から勉強嫌いな自分を変えていく。そうすることによって、自然と苦手意識を弱めることができます。

 

3.人間関係を変えてみる

人の考え方や思考というのは、周りの環境によっても大きく変化します。具体的には周りの人達の考え方や発言によって自分の考え方が少しずつ変えられていってしまうからです。

そのため、もしいつも一緒にいる友人達が

「勉強なんかやっても仕方がない」
「勉強なんて時間の無駄」

と言っているのであれば、もしかすると勉強嫌いや苦手意識は友人達から伝染した可能性もあるということ。ならば、こうした普段一緒にいる友人達との付き合いを少し変えるだけで、勉強に対する意識は変わっていくと思いませんか?

例えば、勉強する時は普段一緒にいるメンバーではなく、成績が良い人達と一緒に勉強するとか。そういった環境に自分から飛び込むことによって、周りが自分を引っ張っていってくれるため、自然と勉強に対する苦手意識が払しょくされていきます。

また相談する先生も、より具体的でポジティブなアドバイスをしてくれる先生に変えるだけでも、勉強嫌いは克服できます。例えば

「お前は成績が悪いんだからとにかく勉強しろ!」

と頭から怒鳴る先生よりも

「まず得意な英語から始めてみたら?そうしたら気持ちが乗ってくるからそのまま苦手な数学を勉強すれば続くんじゃない?」

・・・というようなアドバイスをくれたほうがやる気は出ますよね?このように、自分の勉強のやる気が出るような言葉をくれたり行動させてくれる人達の近くに身を置くようにしましょう。

 

4.勉強嫌いの原因を調べる

おそらく生まれた時から勉強が嫌いだという人はいないと思います。つまり自分が勉強嫌いになった理由が、これまで生きてきた中で必ずどこかにあるはず。

まずはその原因を見つけてみてください。そうすると、勉強嫌いを克服する方法は意外と簡単に発見できたりします。

例えば暗記が苦手で全然覚えられない・・・というのであれば「脳の特性を上手に活用した4つのお手軽暗記術」や「努力ゼロでも忘れることなく記憶できる究極の暗記方法」などでもお話ししている簡単に覚えられる方法を試してみたり。また特定の教科が苦手なのが原因なのなら、その苦手意識を克服するところから始めてみたり。

また中には

「親にギャーギャー言われてやる気がなくなった」
「面白さを全然感じないから」

といった、周りの人による影響や成長が実感できないことが原因かもしれません。こうした勉強嫌いになった原因というは人によって種類も割合も全く違ってきます。

今の自分が持っている考え方や勉強に対する印象というのは、過去の出来事だったりその時に感じた印象によって形成されたものです。ということは、その部分を解決することで勉強に対する印象を変えることができる・・・ということ。

こうした自分ルーツを探っていくのも苦手意識を克服するための有効な手段です。少し昔に振り返っていつから勉強が嫌いになったのか?そのきっかけは何なのか?を探してみてください。

 

5.とりあえず勉強する

いくら気持ちや考え方を変えても、実際に行動しなければ結果的に何も変えることができません。これは勉強に対しても同じです。

そもそも勉強嫌いを克服するためには、ある程度時間が必要です。パソコンのようにソフトやツールをインストールしたら・・・なんてことは人間にはできませんので、じっくり少しずつ苦手意識を克服する気持ちで挑みましょう。

また、いくら勉強嫌いでも勉強が好きになるまでしなくてもいい・・・というわけではありません。ちょっとずつ勉強しながら少しずつ気持ちも改善していくことが勉強嫌い克服の基本です。

とはいえ、勉強嫌いの人がいきなり何時間も机に向かって・・・なんてできませんし、やろうとすればするほどドンドン嫌いになっていきます。ですので、勉強をする時は次の3つを心掛けて取り組んでみてください。

そうすれば、たとえ勉強が苦手な人でもそれなりの結果を出すことができるはずですから。

1)基礎から始める

勉強はこれまでやってきたことを積み重ねが基本です。つまり、今問題が解けないということは、単純にこれまでも過程の中でどこか苦手と感じている部分があるからに他なりません。

そんな状態で次に進んでもますます分からなくなるだけ。まずは基本に立ち返り、解けそうところから手を付けるようしましょう。

そうすることによって内容が理解できた喜びや問題が解けた達成感を味わうことができます。また基礎を固めることによって、理解できなかったところが理解できるようになるため、勉強に対する楽しさも感じれるようになります。

2)目標のハードルを下げる

勉強ができない人ほど高い目標を掲げてしまう傾向があります。例えば

・一週間1日3時間勉強する
・2日で英単語を200語覚える
・今度のテストの目標点数は95点

とか。高く目標を持つことは悪いことではありませんが、目標が高すぎるとかえってモチベーションを下げる要因にもなり、ますます勉強が嫌いになってしまいます。

ですので、まずは自分がちょっと頑張ったらできそうな目標を立て、それに向かって全力で取り組んでみてください。そうすることで、目標を達成した達成感を得ることができ、勉強に対する苦手意識も和らぎます。

3)机に向かわない

勉強に向かう基本的な姿勢は机に向かってノートに書いて・・・ですが、この姿勢でないと勉強ができないわけではありません。例えば寝そべってやってみたり、音楽を聞きながらやったりしても問題ありません。

もちろん机に向かってノートに書かないといけないものはそうするべきですが、常にそうする必要はありません。まずは自分が一番しっくりやり方、集中できる場所で勉強してみてください。

極端な話、勉強したことが知識として吸収し、試験などで結果が出ればどんな方法だっていいのです。自分なりのオリジナルの勉強のやり方を探す意味で、いろいろやってみてください。

 

まとめ

残念ながら勉強嫌いはすぐに直せるものではありません。ある程度時間をかけて少しずつ改善している必要があります。

しかしどれだけ苦手意識が強い人でも、勉強嫌いを克服することはできます。

勉強は決して辛いものでもつまらないものでもありません。新しい知識を得ることによって違う世界を見ることができる・・・勉強はそのためのおおきなきっかけとなるものなので、ここでお話ししたことを参考に、勉強嫌いを克服してもらえたらと思います。

>あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

頭の良し悪しはIQという数値で判断されています。


そして、IQは努力だけではなんともできないとも言われています。


確かにIQは遺伝と言われています。


しかし、IQには二種類あって一方は遺伝で決まってはいるもののもう一方は遺伝ではなくちょっとした努力で成長させる事が可能です。


とはいってもとにかく勉強をすればいいとか暗記をすればいい・・というわけではありません。


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