「どうしても勉強をしたくない・・・」
ある日から突然、、、何らかの出来事がおこったか何もおこってないのか?どちらにしても勉強をしたくなくなってしまった。
だからと言ってやらないわけにはいかない。
机の前に座ってみたり教科書や参考書を開いてノートとペンを用意してもどうしても勉強をしたくない。
無理やりやろうとしても手が止まりどんどん辛くなる。そして、勉強をしたいなんて全く思わなくなり逃げたくなる。
そんな状態になっていませんか?
でも勉強をしないといけない理由があるのならば、なんとしてでも勉強をしないといけないのですがそれが出来なくて困っていますよね。
そこでこの記事では、勉強をしたくない。
やる気が全くない状態から勉強をしやる気も復活した方法を実際にあなたと同じように勉強する気が全くなくなった経験をしている先輩にアンケートをとりました。
意思の力を無理に使わず、ノンストレスで勉強をするための方法を今ここで紹介していきます。
他のことを箸休めで勉強をしてみる。
大学院生の頃の話です。海外で進学をしたため、研究を進める以外にも基本的な語学の学習を継続的に行う必要がありました。最初の頃は、授業や日常生活でわからなかった単語を調べたり、ローカルのクラスメイトに聞いて教えてもらったりしていました。
ある程度言語が身についてきて、日常生活に支障が出なくなって来た頃、せっかく海外に来たから他の事にも挑戦したい欲が出てき始め、次第に基本の言語学習に対するモチベーションが下がってきました。
自分の場合は、移ろいやすく飽きっぽい性格が仇となった事が明確だったので、一旦現地で使用する言語の学習を休止して、他の国から来ている友人とお互いの母語を教え合う会を結成しました。結果的に、違うことを勉強することで気分転換に繋がり、且つ学習のモチベーションが完全に低下することも防げました。一つの勉強が嫌になった場合は、他のことを勉強してみたりすると気分転換になるかもしれません。
(Sophia Yさん)
習慣化している行動の後に勉強を紐づける
大学受験の勉強中は彼氏と全然会えなくなり、だんだん連絡も来なくなり別れてしまいました。本当に悲しくて全然勉強に身が入らなくなった。しかし大学に受かったら絶対に綺麗に化粧をして彼氏に会いに行くときめて一生懸命に勉強に励むようになりました。薬局に行って自分に似合う化粧品をお年玉で沢山買いました。
毎日朝起きたら綺麗に化粧をしてそれから勉強をはじめるようにしました。モチベーションはあがりどんどん模試の成績があがりました。綺麗な自分を鏡で見ながら笑顔の練習をしたりするだけで、苦しい勉強も乗り越えることができました。それから無事に志望大学に合格し彼氏とも復活しました。化粧をしてモチベーションを上げたことで自分の気分があがり難関をのりきれました。
(sayuri0612さん)
とにかくやって問題を解いて自信をつける
高校受験の際、中3の夏休みに入り、このままで大丈夫なのだろうかと漠然とした不安に襲われ、勉強をする気がなくなった時期がありました。
志望校に合格すること自体には自信がありましたが、その高校では試験が2回あり、よりレベルと倍率の高い1度目の受験で合格することを目標としていたため、それが達成できないのではと不安になりました。モチベーションを復活させた方法としては、まず塾が発行している先輩の合格体験記を読み漁りました。読んで、先輩方がどのような勉強方法を試していたのかを知り、また、合格のイメージを持てるようにしました。
あとは、とにかく勉強をしないと何も始まらないので、分からない部分を潰すためにとりあえずとにかく多くの問題を解く、ということを実践しました。分からなかった問題を解けるようにすることで自信につながり、更なる勉強へのモチベーションアップとなりました
(kobaminnさん)
自分からモチベをあげにいく。
大学を卒業して新卒で就職して必死で働いていたころ。忙しさに負けて本来続けなくてはいけない「英語」の勉強をサボった。
「どうせ今は使わない」
「落ち着いたころに再開すればいい」
「今は仕事を覚えるのが大事」
そう考えて優先順位を落とし勉強する気がなくなってしまった。
忙しく働いていたが体調を崩したときにふと読んだ本。
それが意識をかえてくれた。
まずはじめてみること。モチベはあとからついてくる。
モチベがあがるのをを待つのではなく自分からあげていくもの。
そして勉強しなくては今の環境を変えることはできない。思えば、本を手にとったのも、「体調悪いし何もしたくないけどまぁ読んでみるか」という軽い気持ちから。なにも「本を読んでやるー!」と強い気持ちを持ったわけでもない。とにかくはじめてみること。やってみること。それが大事でした。
(masatoymgcさん)
ゲーム感覚で勉強をする
勉強を継続して行うことはとても難しいなと感じております。なぜならば「難しい・分からない」ことが原因で頭の中がパニックになり、やる気を失ってしまうからだと想像されますね。
私が勉強にやる気が起きなくなったことが幾度かあります。それは高校生の時に受験した公務員試験の勉強でしばしモチベーションが低下してしまいました。
公務員試験のひとつに筆記試験があり幅広い科目から出題されるのが特徴的。
やみくもに勉強してもモチベーションが下がってしまうのです。
モチベーションを維持するのに取り組んだオリジナル法がありました。
つまりゲーム感覚で習得するのです。
得意な科目はゲーム感覚で声を出しながら対策していました。勉強のモチベが続かない原因には苦手な科目があるのも理由にありますね。ゲーム感覚でも取り組める得意な科目を苦手な科目にも取り入れたらモチベが回復しました。そのお陰で合格を勝ち取れました。
(asahiko456800さん)
見返してやるという気持ちを想起する
大学受験の頃、親孝行がしたくて受験勉強を頑張っていたが、兄といざこざがあって家庭の雰囲気が悪くなり、家族を信頼できなくなった結果、親も信頼できなくなって今まで何のために勉強していたのか、これから何のために勉強すればいいのか分からなくなった。
意地を張って頑張った。例えば信頼できなくても親は親だ、という気持ちで、これでまた裏切られたら家を出て行って後悔させてやる!という気持ちや、当時いざこざがあって仲が悪くなった兄が、優秀な大学に一浪して受かって居たので、自分は絶対に現役で兄よりも優秀な大学に受かって見返してやるという気持ちで勉強した。
また、アプリで勉強時間を記録して、自分がどれだけ努力したかを可視化してやる気を保った。
(hpikan2116さん)
頑張った後のご褒美を設定し想像する
大学受験をしていた時に、うまくモチベーションが上がらないで悩んでいた時期がありました。勉強をしていく中で、どうしてこの大学を受けているのかわからなくなってしまったことが勉強する気が出ない原因だと思いました。
将来のことを考えて、どうして受験勉強をしているのか振り返るようにしました。大学生活で何を成し遂げてどんなことを楽しんでいきたいのか考えていくことで、次第に勉強に集中していくことができるようになりました。
また、大学受験が終われば、自分が好きな旅行にいくことができると考えてモチベーションを復活させたことがあります。勉強を頑張った後には、自分の好きなことや楽しいことをすることができると考えることで、何とか勉強を頑張っていくことができました。
(yuukifuru20さん)
計画的にフリースペースを利用する
独学で資格試験の勉強をしている時に最初の方で行き詰った。そこを理解しなければ前に進めないので同じところばかり勉強していたら、やる気がなくなってしまった。
家のみで勉強するのではなくフリースペースなどを利用して勉強する環境を変えた。今までの書いてまとめるという勉強の仕方を変え、動画での勉強方法を取り入れると今まで分からなかった問題も解くことができた。また同じ資格の勉強をしている人をYouTubeやインスタグラムで探し、勉強する姿を見てモチベーションを上げていった。そして、自身の勉強を記録し一週間でどこまで勉強を進めるか具体的に予定を経て試験に申し込むことで勉強しなくてはいけない状況をつくった。
(町田こはるさん)
新しい勉強法に触れて刺激をうける
2019年のラグビーワールドカップで言語ボランティアをしたいと英会話の勉強を2年ほど続けました。目的も達成してしまい燃え尽き症候群に。ある程度、意思疎通が出来るようになると、このくらいの英語能力でもいいかなという頭打ち感が自分の中に生まれてしまい、さらに勉強のモチベーションが低下していきました。
そんな中、コロナ禍に突入。海外旅行はおろか、インバウンドで外国人の方々と日本で交流することも出来なくなり勉強する意味までも見失ってしまいました。
しかし、インスタグラムを見ている時、英語の勉強垢というハッシュタグを発見。色んな方の英語を学ぶ目的や勉強方法、おすすめテキストなどの様々な情報を得ることが出来ました。何より同じコロナ禍でも腐らずに勉強を続ける皆さんの写真と言葉に、多くの刺激を受けました。その後、自分も勉強の記録や方法などを発信することで、楽しく勉強を続けられるようになりました。
(Keinote1043さん)
仲間をつのりやらないといけない環境を作る
大学4年生、卒業論文の作成。家でも1人での作業が億劫になり、なかなか進まなくて悩んでいました。そういう友人が同じゼミ内でも2、3人ではじめ、一緒にやりはじめましたが、全員書く内容も違うので結局だんまりしてしまい、家でやっているような状況。
なので、大学内の大きい研究室を数部屋借り、卒論一緒にやる人をつのり、10数名集まり朝から夜中まで同じ空間で卒論をしたのですが、何時間かしたらみんなでグラウンドにいって野球、次の休憩ではバレーなどと、間にスポーツをとりいれたり、食事も時々出前やピザの宅配を頼んだりして、とにかく内容は違えどみんなで一丸になって進めているという結束感をもって進めることで、とてもモチベーションが上がりました。
(PR0HANAさん)
とにかく習慣化させた。
大学受験・国家試験の勉強をしていて、ある程度全ての範囲をやりきり、成績の伸びが鈍化しはじめた時にやる気がなくなりモチベが段々と下がり始めていることを感じた。
モチベが下がり切ると元に戻すのに倍以上の時間がかかるとのことを知っていたので、特に嫌いや苦手な科目については、毎日数分でもいいので毎日触れるようにし、習慣化させるようにした。私の場合は国語で特に古文漢文が嫌いすぎたので、単語帳を5ページでもいいから毎日復習し続けることをやり続けました。
すると、ある時に分からなかったことが分かったり、別々のところにいた知識が繋がったりすることで、その科目に対する興味や意識が高まり、モチベを維持・向上させることに繋がった。前までまったく分からなかった古文や漢文の文章が少しでも読めるようになると楽しくなります。そして、この楽しいという感覚があるうちに他の科目を放ったらかしにして、その科目に集中しました。
(いちみんさん)
あえて勉強をやめてみる。
2021年4月にWEBデザイナーのフリーランスに転職し、勉強も並行して継続しています。
思うようにWebサイトが構築できなかったときです。1人で勉強しているので、すぐに聞けない環境にあります。「勉強して案件を早く獲得しないと貯金がなくなる」という焦りで、モチベーションを保ちました。
勉強でうまくいかない時にメンターに相談し、「思い切って考えるのをやめてみるのも良い手である」ということを教わりました。これは違う課題を取り組むと、以前わからなかった分野に似たものが、間接的に出てくることがあります。
その課題をクリアし、数週間後、1ヶ月後にわからなかった課題に取り組むと、一瞬で解決することがありました。
(3104_satoshiさん)
最後に
さていかがでしたか?この記事では勉強をしたくない状態からでもモチベを復活させた方法についての実際の体験談を紹介してきましたが参考になりましたか?
参考になれば幸いです。
ただ勉強をあまりする気になれないときに無理に勉強をしようとしてもストレスがたまるだけですから、ちょっとした工夫で今できるところから1分からでも立て直すことのほうが大事です。
5時間やらなければとか負荷を与えすぎるとストレスに押しつぶされてしまう可能性があるので自分自身でできるところから始めていってください。