暗記が苦手な人でもどんどん記憶できてしまう8つの暗記法

「あぁ、暗記か。苦手なんだよな。でもそれじゃ記憶できない・・・どうしよう。」

英単語、漢字、公式など勉強するにあたって暗記しなければいけないものがたくさんあります。
沢山暗記することはあるのに苦手だから・・と諦めそうになっていませんか?

でも、暗記が得意でスラスラ覚えられる人もいれば、覚えるのが苦手でなかなか頭に入っていかない人もいます。

試験やテストに挑むにあたって“暗記”は避けて通ることはできません。
もちろん暗記だけで試験を乗り切ることはできませんが、暗記をせずに乗り切ることもまた不可能です。

確かに暗記はIQの部分があるのも事実ではありますが
だからといって暗記から逃れることはできません。

でも暗記はやり方(方法)で苦手な人でもできるようになることは可能です。
単純に暗記が苦手な人は自分が最も覚えやすい暗記法を身につけらていないのです。

その暗記法を身に着けられるかどうかが試験の結果を左右するといっても過言ではありません。

そこでここでは、暗記が苦手な人でも簡単に覚えられる暗記法を8つ紹介するので、自分にもできそうだと思うものを今後の勉強に取り入れてみてください。

1.歌ったり踊ったりして暗記する

歌ったり踊ったりして暗記する

努力ゼロでも忘れることなく記憶できる究極の暗記方法」でも紹介しているように、情報として頭に詰め込むよりも、感覚や感情と合わせて覚えると脳に記憶させやすく忘れにくくなります。では具体的に感覚や感情を交えて覚えるにはどういった方法がベストなのか?

その最たる例が音楽に合わせて覚えたり、体を使って覚えたりする方法です。幼稚園や保育園の児童などが、歌いながら体を使って英語の歌を歌っている姿が想像できると思いますが、実はあればとても効率よく暗記する方法なのです。

 

音楽に合わせて情報をインプットすることで、視覚だけではなく聴覚で暗記することができますし、音楽を聴いた時の感想もあわせてインプットされるため、記憶に残りやすくなるのです。もちろん英語だけでなく全ての教科でも活用することができるうえに、いつもより短時間で暗記することができます。

さすがに人前で歌ったり踊ったりすると恥ずかしいので、自宅の部屋でこっそりやってみてください。おそらくビックリするくらいしっかり暗記できると思います。

 

2.答えをすぐに見ない

答えをすぐに見ない

暗記をする時、覚えたかどうかを確認する必要があり、その確認として答えを見ると思います。でも実は、この“答えの見方”1つ変えるだけでも覚えやすさが変わってくるのです。

暗記が苦手な人というのは、確認のためにすぐに答えを見ようとします。1問解いたら答えをチェック、また1問解いたら答えをチェック・・・というように、解いてすぐに答え合わせをしてきちんと暗記できているかどうかを確認します。

しかし、実はそこに暗記ができない原因となっているのです。

暗記に取り組んでいる時は、答えを見るタイミングも自由で決めることができるのですが、頻繁に答えをチェックしていると「忘れたら答えを見ればいい」という慢心が無意識のうちに出てしまっているのです。こうした意識で取り組んでいると、脳の中では暗記した情報は“対して必要ない情報”として処理され、頭に残らないのです。

ですので、暗記したものを覚えているか同課をチェックする際には、1問ずつではなく1ページまとめてとか、一通り解いてから確認するようにしましょう、答えを見るタイミングを変えるだけで、暗記できる情報量が変わってきます。

 

3.「読・書・聴・話」をフルに使う

「読・書・聴・話」をフルに使う

暗記をする時、人によってさまざまなやり方で覚えていると思います。

・ある人はノートにひたすら書いたり
・ある人は何度も繰り返し教科書を読んだり
・ある人は音にしてリピートして聴いたり

どの方法も、基本的な暗記法としては間違ってはいません。しかし各々に長所もあれば短所もあるため、1つのやり方一辺倒で実践するのは避けたほうがいいでしょう。

ベストとしては“読む”“書く”“聴く”“話す”を全て使って暗記すること。例えば電車の中では教科書を読んだりイヤホンで聴いたりして覚え、学校では友達と問題を出し合いながら覚え、自宅では書いて覚える・・・とか。

1.でもお話ししたように五感を使って覚えることによってより暗記しやすい状態になります。そして使う五感が多ければ多いほどより記憶に残りやすくなるのです。

また、人によっては覚えやすい感覚と覚えにくい感覚があると思います。全ての感覚をフルに使ってもっとも頭に入っていきやすい方法を模索する意味でも、あらゆる暗記法を試してみてください。

 

4.自分の知識と紐づけて暗記する

自分の知識と紐づけて暗記する

暗記をする時、ただ情報だけを詰め込もうとすると必ず限界が来ます。英単語でも、100個を無理やり詰め込んだものの、1日も経たないうちに8割くらいを忘れてしまった経験ってありませんか?

単純に情報だけを頭に入れようとしても、ストレスと戦いながら覚えていくため、非常に辛い作業になってしまいます。こうした経験を一度してしまうと暗記に対して苦手意識をもってしまうことにもなりかねません。

そこで、新しく暗記した情報をすでに持っている自分の知識と紐づけして覚えていってみてください。例えば『イルカを漢字で書く時は“海の豚”と書く』といった感じです。

こうして、今自分が知識として持っていることを新しく暗記したものに紐づけていくことで紐づけられた情報が忘れにくくなっていきます。また、こうした紐づけによって情報が頭の中で整理されるため、ただ闇雲に暗記するよりもはるかに多い情報量を覚えることができます。

こうした情報と知識の紐付け方は自分が納得できるものであれば何でも構いません。数珠のようにつなげていくことによって、ストレスなく知識を詰め込むことができるでしょう。

 

5.暗記したことを誰かに教えてあげる

暗記したことを誰かに教えてあげる

情報は“インプット”と“アウトプット”の両方をすることによって初めて知識として手にすることができます。しかし多くの人は、暗記をする際にインプットの量ばかり増やしてアウトプットする機会を増やそうとしません。

インプットしただけでは脳の中で情報が正しく処理されず“不要な情報”として忘れ去れてしまいます。そうならないためにも、暗記して覚えたことは積極的にアウトプットするようにしましょう。

アウトプットの方法については3.でも少し触れたように“書く”というのがもっともやりやすい方法です。ですが効果が高いアウトプットは“誰かに話す”なのです。

人に話をする時に、相手に分かりやすいように内容を噛み砕いて話をしなければいけません。実は“話を噛み砕いて”というのが重要で、インプットした情報を自分の理解力をフル回転させている状態で、これができて初めて知識となります。

「教えてあげる」という行為は、最も学習効果が高い行動の1つと言われています。相手のためでもありますが自分のためにも、暗記したことは積極的に教えてあげましょう。

 

6.語呂で暗記する

語呂で暗記する

昔から歴史の年号を語呂で覚えている人は多いと思います。

鳴くよ(794)うぐいす平安京
良い国(1192)つくろう鎌倉幕府

などは、誰でもすっと出てくる語呂ではないでしょうか。こうして語呂を使って覚えることは学習効果としても非常に高く、暗記法としても優秀です。

語呂によって暗記するハードルをぐっと下げるだけでなく、語呂を考えること自体が暗記したい内容に関連付けられるため、頭に残りやすくなるのです。最初は語呂を作るのが大変で苦労するかもしれませんが、つくっていくうちにコツがつかめて、短時間で作れるようになるはず。

また、こうした語呂をつくることは頭の体操にもなり、想像力の訓練にもつながります。勉強していて少し時間が余った時などに、遊び半分で語呂を考えてみてはいかがでしょう。

ちなみに余談ですが「水曜どうでしょう」という番組で大泉洋さんが色々な語呂を考えていました。これらはあくまでもバラエティ仕様ですが、語呂をつくる参考にはなると思います。

 

7.妄想を膨らませてみる

妄想を膨らませてみる

暗記や記憶するうえで普段からやっておくといいと言われているのが“妄想”です。妄想癖がある・・・と聞くと、あまりいい印象を受けない人が多いと思いますが、頭を働かせるうえではとても有効な手段なのです。

暗記したものをすぐに忘れてしまう原因の1つに“イメージができない”があります。例えば「リンゴ」という単語を覚える時

果物の一種
赤くて丸い
食べるとおいしいしジュースにしてもイケる

といったイメージがあると覚えやすいですが、これらがイメージできないとすぐに忘れてしまうのです。妄想はこうした言葉の情景や内容を自分勝手に作り上げることで、より記憶に留めておくことができるのです。

人の名前を覚える時は勝手にその人の顔を思い浮かべたり、漢字を覚える時は勝手にその漢字を使った名前の人を作り上げたり・・・こうした妄想を活用することで、暗記したものを忘れにくくすることができます。

 

8.「思い出す」ためのノートを作る

「思い出す」ためのノートを作る

どれだけ記録力が高い人でも、暗記したものをずっと覚えていることなどできません。ずっと覚えているものもあれば、忘れてしまうもの必ずあります。

大事なのは“忘れてしまう”ことではなく忘れた時に“思い出す”こと。そのためにも、思い出す時に使うノートを作っておくことをおすすめします。

暗記法の1つとして「とにかくひたすら書く」を実践している人も多いと思います。もちろん書いて覚えられるのであればそれでもいいのですが、大事なのは書くことではありません。

極端な話、ペンを持たずに書くマネをするだけでも暗記はできます。せっかくノートを使うのですから、ただノートに書くよりも、忘れた時に思い出せるようなノートの使い方をしてみてはいかがでしょう。

ここで重要なのはあくまでも“思い出す”ために活用するのであってノートのキレイさを求めているわけはないということ。ですので、ノートのきれいさよりも、一目見て思い出せるような工夫をほどこしてノートを使うよう心掛けてください。

 

まとめ

暗記のコツは、いかに時間をかけずに効率よく情報を頭にインプットするかです。ここで紹介した8つの暗記法は、上手に使えば授業中にもできてしまうため、わざわざ暗記の時間を作ってひたすら覚える・・・なんてことをする必要すらなくなります。

また、人によっては得意・不得意がありますから、全ての暗記法をマスターする必要もありません。自分がやりやすかったり「これならできそうだ」と思うものから実践していけば、この先の勉強で暗記に苦労することはなくなるでしょう。

>あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

頭の良し悪しはIQという数値で判断されています。


そして、IQは努力だけではなんともできないとも言われています。


確かにIQは遺伝と言われています。


しかし、IQには二種類あって一方は遺伝で決まってはいるもののもう一方は遺伝ではなくちょっとした努力で成長させる事が可能です。


とはいってもとにかく勉強をすればいいとか暗記をすればいい・・というわけではありません。


努力の仕方が重要なのです。


時間をかけて学ぶ事ではなく時間を使わないように工夫をすべきなのです。


そのためには勉強法を試す必要があります。


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