努力ゼロでも忘れることなく記憶できる究極の暗記方法

人は一度暗記したことを死ぬまで覚えておくことはできません。勉強ともなればなおさらで、どんな暗記方法を実践しても忘れる時は必ず来ます。

しかし、脳にストックしておく時間を長くすることは可能です。例えば勉強以外の記憶で、いつまで経っても覚えているようなものってありませんか?

子供の頃の思い出、初恋の思い出、結婚や出産の時の思い出・・・などなど。これらの思い出のように、暗記した情報や知識も一過性の情報ではなく長期にわたって脳の中に留めておくことができたのなら・・・と思ったことがあることでしょう。

実は、暗記をする際に少し暗記方法を工夫するだけで、覚えたことを忘れにくくすることができます。ここではそんな“忘れにくい”暗記方法を紹介しますので、暗記が苦手な人は実践してみてはいかがでしょう。

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多くの人が暗記に苦戦する理由

具体的な暗記方法を紹介する前に、まず暗記に苦戦する理由についてお話していきます。まず勉強するにあたって“暗記”は決して無視することはできません。

国語も、漢字を読んだり書いたりできないことには問題を解くことができませんが、これらの漢字は暗記する以外に方法はありません。また英単語も同様に、書いたり読み返したりして暗記する必要があります。

それ以外にも、数学なら公式、理科なら元素記号や植物の各部位の名前など、社会も地域の名称や歴史上の人物は暗記して覚えなければいけません。つまり、いかに効率よく暗記するかが勉強の効率化にもつながり、最終的には試験やテストの結果にもつながるのです。

ところが、暗記が得意な人もいれば、反対に苦手な人もいるのが現状です。

暗記が得意な人は、独自の暗記方法や記憶術を開発し、それを実践することで試験に必要な情報を短時間で頭の中にインプットすることができます。「やる気が出ない人こそ見るべき吉永賢一さんのセミナーDVD」の作者である吉永賢一さんも独自の暗記方法を学生時代の時に編み出し、それを実践することで東京大学に進むことができました。

その一方で、暗記が苦手な人はどんな方法でやってみても全く頭に情報がインプットされないため、1つことを覚えるために相当な時間と労力を要します。ノートが黒くなるくらい書いたり、何度も何度も読み返したり・・・効した努力をしてやっと覚える人のほうがむしろ多いと思います。

ではなぜ多くの人は暗記が苦手なのか?その原因は日本の文化的なものがあると考えられます。

昔に比べるとだいぶ緩和されてきましたが、今でも日本の教育は次の5つのことが正しいと捉えている傾向があります。

・学歴がなければいい職につけない。
・資格がなければ昇格しない。
・無理してでも努力しなければいけない。
・寝る間を惜しんで時間を投資しなければならない。

これに外れた考えや思想は異端と見なされ“常識ハズレ”とまで言われることも珍しくありません。しかし、常識にのっとって勉強しても日本の学習力は年々低下しているのが現状です。

つまり、学校で“正しい暗記の仕方”を教えてくれなかったため、暗記方法を自力で見つけるしかない学習環境の中で勉強していたから暗記が苦手になってしまったのです。

勉強は教えても勉強の“仕方”は教えてくれない・・・これが今の日本の教育なのです。

 

覚えられない“本当の”原因

暗記が苦手な原因の1つが日本の教育だったとしても、そればかり恨んでいても何の解決にもなりません。教育機関が教えてくれないのなら、誰か知っている人から習うしかない・・・そういった姿勢が勉強においては大切です。

それに冷静に考えれば「どうすれば暗記したことを忘れにくくできるか?」の答えはすぐに出ると思います。なぜなら、人には必ず“忘れてしまったこと”と“今でも覚えていること”があるからです。

例えば、英単語を覚える時に、様々な方法で暗記すると思います。

・ノートいっぱいに書いて覚えてみたり
・繰り返し教科書や参考書を何度も読んでみたり
・一夜漬けしてとにかく頭に叩き込んでみたり
・モチベーションを上げて勉強効率をアップしてみたり
・試験に出そうな問題をヤマ張ってみたり

これらの方法は、誰もが一度は経験したことがある暗記のやり方ではないでしょうか。しかし実際に試験を受けてみて忘れてしまったり解けなかったりすると

「これだけ勉強したのにダメだった・・・」
「暗記したと思ったのに全然頭に入ってなかった・・・」
「もしかして自分って頭が悪いのかな?」

みたいなネガティブな思考に入ってしまいます。そしてこの思考にどっぷりつかると、そのまま勉強嫌いになってしまうのです。

でも実は、覚えたことが暗記できなかったのは、その人の学力的な問題ではなく、暗記によってインプットした情報を“入れる場所”が悪かっただけなのです。その証拠に、勉強とは全く関係のない、これまでの出来事を鮮明に記憶していることってないですか?

・小さい時近所の友達と公園で遊んだ記憶
・初恋の人の顔と名前
・学校のイベントで起こった笑えるハプニング

などなど、もう何年も経っていることなのに、その時誰がいて何をしていたかをスラスラいえる記憶を必ず持っているはずです。しかもこれらの記憶は、特に覚えようと思ったわけでもなく、自然と頭の中に入っている記憶がほとんど。

つまり、勉強したこともこうした過去に起こった出来事と同じところ、いわゆる『思い出』に記憶させるのが、最も理想的な暗記方法といえるでしょう。

 

“思い出”として記憶するためのポイント

思い出の最大のメリットは、記憶として常に脳にインプットされているため、忘れることがまずないという点です。「テスト直前の強い味方!一夜漬け暗記のコツ」でも紹介しているように、一夜漬けは瞬間的に暗記するには有効な手段ですが、その後すぐに覚えたことを忘れてしまうというデメリットがあります。

それに対して思い出として記憶しておけば、脳の中に常に記憶としてストックされているため、いつでも好きな時にその情報を引き出すことができます。つまり、暗記してから忘れるまでの期間が非常に長いということ。

そのため、特に意識をしなくても反射的に情報をアウトプットすることができます。例えば自分の名前を漢字で書く場合、ほとんどの人は何も考えたり思い出したりすることなくスラスラ書くと思いますが、これくらい密接な情報として脳にストックすることができるのです。

また思い出は時間が経って忘れてしまっても、ふとしたきっかけですぐに思い出すことができます。写真を見たらその時の思い出がフラッシュバックするように、例え忘れてもすぐに情報を再インプットできるため、復習に時間をかける必要もなくなります。

このように、暗記したものを『思い出』として保存することで、情報ではなく“知識”として自分の脳に取り込むことができます。しかし、そのためには次の3つのことを心がけて暗記する必要があります。

1)印象深い出来事にする

最も自然になおかつ効果的に物事を記憶するには

1:印象を受ける
2:記録される
3:蓄積される
4:脳内で再生される
5:過去に経験したと認識する

の流れで、暗記する必要があります。分かりやすくいうと、自分にとって印象深いものにすることが思い出として記憶するには不可欠なのです。

そのためには、暗記をする時に臨場感の高いイメージを持つことが大切です。

臨場感を高めて記憶することによって、左脳ではなく右脳で記憶するようになります。近年勉強するときは左脳よりも右脳を働かせることの大切さが提唱されており、いかに右脳を使って覚えるかが良い暗記法と言われています。

つまり、臨場感を高めて暗記することで、上の5つの流れに従って覚えるようになり、右脳でインプットすることができます。

2)「五感」と「感情」を働かせる

思い出として暗記するのなら、ただ文字を書いたり読んだりするだけでは強い印象を与えることはできません。大事なのはいかに自分の脳に強烈に印象付けるか・・・そのためには感覚や感情と合わせて覚えることが効果的です。

例えば、氷が冷たいことを教科書で読んでも、ピンと来ないと思います。しかし実際に氷を手で触ってみれば冷たいことが分かり「氷って冷たいんだ」ということが感覚と一緒にインプットされます。

これと同様に、暗記したいものを感覚や感情を交えて実践することで情報ではなく思い出としてインプットされやすくなります。視覚や触覚はもちろん、聴覚や嗅覚などといった五感をフルに活用したり、五感で感じたことをに対する印象を鮮明にすることを心がけて暗記するようにしましょう。

3)何度も頭の中で思い出す

いくら思い出として記憶しても、それを脳に定着させなければ情報として処理され、いずれ忘れ去られてしまいます。そうならないためにも覚えた後には、頭の中で何度も暗記したことをリピートするようにしましょう。

頭の中で何度も思い出すことによって、徐々に過去に経験したことだと認識することができます。いかに強烈な印象でも勉強に応用させようとすると、どうしても日常で起こることに比べて弱くなってしまうので、暗記したことを頭の中で何度も繰り返しリピートして脳に定着させてください。

ここで大事なのは“覚えよう”という気持ちはなるべく消すこと。あくまでも思い出としてストックするのですから「そういえばこんなことがあったな・・・」という感覚で思い出すように。

 

まとめ

暗記方法は提唱する人によって具体的なやり方は異なりますし、どの方法が自分に適しているかは実践してみないと分かりません。しかしここで紹介した方法は、誰もが間違いなく忘れない知識として脳にインプットさせる方法だと思います。

なぜなら、この世に思い出が1つも持っていない人間などいないからです。

ただ情報だけを詰め込むのではなく、感情や感覚を交えて臨場感を高くもって暗記する。そのことを意識して暗記をしてもらえば、この先暗記で苦しい思いをすることはないでしょう。

>あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

頭の良し悪しはIQという数値で判断されています。


そして、IQは努力だけではなんともできないとも言われています。


確かにIQは遺伝と言われています。


しかし、IQには二種類あって一方は遺伝で決まってはいるもののもう一方は遺伝ではなくちょっとした努力で成長させる事が可能です。


とはいってもとにかく勉強をすればいいとか暗記をすればいい・・というわけではありません。


努力の仕方が重要なのです。


時間をかけて学ぶ事ではなく時間を使わないように工夫をすべきなのです。


そのためには勉強法を試す必要があります。


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