学力をアップさせるために心がけるべき5つの読書の仕方

勉強はなにも机に向かってノートに書いたり、ひたすら暗記したり、問題集を解くだけではありません。楽しみながら学力アップにつながるような方法もたくさんあります。

その代表的なものが読書です。読書をすることによって活字に触れ、そこから漢字を覚えたり情報をインプットしたりすることができます。

ただし、読書だったらどんな本でも良いわけではありませんし、単純に本を読めばいいというわけでもありません。本からきちんと情報や知識を入れることができなかったら学力アップは望めませんからね。

そこでここでは、学力アップにつながる読書の仕方についてお話していきます。ちょっと読書する時の意識を変えるだけで勉強につながるので、ぜひ実践してもらえればと思います。

学力アップに読書がおすすめな理由

読書は人が情報や知識に触れるための貴重な機会です。近年はインターネットが普及していますが、今もなお、知らないことを調べたりする手段の1つが本です。

本にはさまざまな種類のものがあります。小説などのドラマや物語をつづったものもあれば、自己啓発やビジネスに関する知識を提供するものもあります。

また、よりコミカルに情報を伝えることができるマンガもかなり浸透しています。それ以外にもさまざまなジャンルの本がこれまで出版され、その数だけ情報を提供しています。

読書とは、こうした書籍に掲載されている情報に触れる行為のことをいいます。たとえ読んでいる本がマンガでも、自分の知らない情報をインプットすることができるため、何も読まない人よりは多くの知識を得ていることになります。

ただ学力アップのため、勉強のために読書をするとなると、マンガよりも活字の書籍の方が効果的です。活字に触れる機会を多くすることで、試験などの問題の理解度を高めることができますし、漢字だって自然と読めるようになります。

さらに、読書をすることによって次の2つの効果があるといわれています。

1)地頭が鍛えられる

テストで良い点数を取るのに欠かせない地頭力を鍛える方法」でも紹介しているように、地頭というのは『答えのない問題を解く力』のことを指します。この地頭を鍛えることによって、学力アップするだけでなく、効率の良い勉強法や短時間で仕事が片付けられる方法なども身につきます。

当然、試験やテストのように答えがある問題にも強くなります。地頭力を鍛えることによってリテラシー能力(読み書きする能力)や読解力・分析力などがアップします。特に読解力のアップによって試験などで出題される問題を本質を見抜くことができるようになるため、より正確な答えを導くことができるのです。

近年、東大などの難関大学では、この地頭力がある人を入学させる動きがあり、入試問題ではあえて答えがないような問題を出題して地頭力を試しているほど。こうした勉強の下地ともいえる地頭力を読書によって鍛えることができます。

ただ本を読むだけでなく、そこからより理解レベルを深めるような描写をイメージしてみたり、本に書かれている情報をあらゆる角度から自分なりの答えを模索してみたり・・・こうしたことをすることによって、読書をしながら地頭力を鍛えることができます。

2)記憶力や暗記力がアップする

勉強において記憶力や暗記力といった「情報を覚える力」は欠かすことができません。特に試験のようにあらかじめ答えが用意されている問題を解く場合は、いかに答えを覚えられるかによって結果が大きく変わってきます。

こうした記憶力や暗記力というのも、読書によって高めることができます。そして、覚える力を鍛える読書の仕方として一躍脚光を浴びるようになったのが“速読”です。

早く読めるだけじゃない?速読で得られる5つのメリット」でもお話しているように、速読に取り組むことによってさまざまな能力アップが期待できます。そのため、小学校低学年や小学校にあがる前に速読の練習をしている子供達も少なくありません。

記憶力アップのために本を読む・・・という人はあまりいませんが、読み方を工夫することによってこうした記憶力や暗記力の向上にもつながります。もし自分の記憶力に自身がないのであれば、速読を試してみるのもいいかもしれません。

 

学力アップにつながる読書の仕方

先ほど挙げた2つ以外にも読書には様々なメリットがあります。読書をすることによって様々な人の考え方に触れることができるため、考え方の幅や視野を広げることができます。

また小説などを読むことによって、さまざまな感性を刺激します。そして研ぎ澄ませた感性によって自分の人生をより豊かなものにすることができるのです。

しかしそのためには、何よりも読書をすることが大切になってきます。

いかに読書に多くのメリットがあっても、本を読まなければ意味がありません。読書で学力アップをしたいのであれば、習慣がつく読書の仕方をしないといけませんし、ただ本を読むのではなく、脳を使うような読み方をする必要があります。

では具体的にどんな読書の仕方をすると学力アップにつながるのか?細かい方法を挙げればキリがないのですが、主に次の5つのことを心がけて読書するようにしましょう。

1)自分が興味ある本から読んでみる

学力がアップするとはいっても、読書はあくまでも“趣味”です。そして読書を続けるためにはまず本を読むことを楽しむことが大切です。

そのためには、まず自分が興味を持っている本を手に取るようにしましょう。小説・哲学・恋愛・自己啓発など、自分が「読みたい」と思った本から読むようにしてください。

自分が興味が持っている本からスタートすれば、読書するハードルがぐっと下がります。通勤や通学の電車の中だったり、勉強の合間だったりに寝る前の何分間などに読書をする時間として固定すると、より読書が習慣化されます。

2)敷居が高いと思ったらすぐ下げる

最初は興味があって読んでみた本でも、読み進めていくうちに難しくてどんどんモチベーションが下がっていってしまいます。そうなると読書をする習慣がつきませんし、当然学力アップにもつながりません。

もし読んでいて難しいと感じたら、もう少し簡単な本に替えましょう。大事なのは読書をすることであり、難しい本を読むことではありません。

まずは簡単だと思う本から始めるようにしましょう。この時、とにかく手にとって本を読むよう心がけること。

読書の習慣がない人は本を読む際に何かと読まない言い訳をしてしまう傾向があります。こうした精神的な障害を飛び越えるためには行動する以外に方法はありませんので、考える前に本をとって読むよう心がけましょう。

3)常に手の届くところに本を置く

読書をするためにはまず本を近くに置いていつでも本が読める状態にしておくことが大切です。でないとテレビを見たりゲームをしてしまったりと、本を読まなくなってしまうからです。

そうならないためにも、なるべく身近に読む本を置くようにすること。かばんの中はもちろん、自宅でもよく自分がいる場所の近くに置くなどを工夫しましょう。

また、読書の邪魔をするようなものを周りに置かないようにするのも大切です。例えば読書する時は携帯電話の電源を切っておいたり、テレビのリモコンは遠くに離して置いたりなど。

特に読書が習慣されていない時は、意外と周りに流れやすくなってしまいます。そういったものをなるべく遠ざけ、読書に集中してください。

4)読書をする“場所”を確保する

読書する場所というのは、自宅だけではありません。図書館やカフェなどでも本を読むことができますので、自分が読書をするのに最適だと思う場所を見つけ、そこで読むように心がけましょう。

また、1日の中で自分のための時間を作り、その時間に読書するようなライフスタイルを作ることも大切です。「この時間は本を読む時間」と決めることによって、1日のスケジュールが立てやすい上に、読書する時間も作りやすくなります。

読書の習慣がついてしまえば、特に気にする必要はないのですが、それまではある程度本を読む時間や場所をある程度こだわったほうが習慣化させやすくなります。それまでは読書をする時間や場所を固定して本を読みましょう。

5)複数の本を並行して読んでいく

例えば読みたい本が1冊だけでなく複数あった場合、1冊ずつ読むとそれだけ時間がかかってしまいます。そこで同じ種類のジャンルだったり似たような本だった場合は、1冊ずつではなく複数同時に読み進めていくのがおすすめ。

一度に複数の本を読むメリットとしては、1つの情報についても色々な角度からの見解や知識を同時に知ることができます。そのため、1つの情報の理解度を高めることができるのです。

例えば恋愛の本を読みながら心理学の本を読むと、恋愛における心理学についての理解度が短時間で深めることができます。このように、読みたい本が複数あって、ある程度似たようなジャンルならば思い切って同時に読んでみてください。

ただし、この方法はあくまでも同じジャンルもしくは似たようなジャンルの本でのみ有効な方法です。例えば歴史の本と恋愛の本を同時に読んでも情報がごっちゃになるため、同時並行で読む場合は本の選び方に注意してください。

 

まとめ

読書は楽しみながら学力を底上げできる方法として、昔からおすすめされています。読書によって多くの情報に触れ、さまざまな感情が起こることによって、学力がアップされます。

ただし、何も頭を使わずなんとなく読書をしても学力アップにはつながりません。しっかり目標を持ち、それを達成する意識を持って本を読むことで、勉強効果が高まり、知識が脳に定着するのです。

読書をすることによって、学校の授業では学べないようなこともたくさん学ぶことができます。試験やテストのためだけでなく、生涯学習のつもりでこれから読書に取り組んでもらえればと思います。

>あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

頭の良し悪しはIQという数値で判断されています。


そして、IQは努力だけではなんともできないとも言われています。


確かにIQは遺伝と言われています。


しかし、IQには二種類あって一方は遺伝で決まってはいるもののもう一方は遺伝ではなくちょっとした努力で成長させる事が可能です。


とはいってもとにかく勉強をすればいいとか暗記をすればいい・・というわけではありません。


努力の仕方が重要なのです。


時間をかけて学ぶ事ではなく時間を使わないように工夫をすべきなのです。


そのためには勉強法を試す必要があります。


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