「昔はそれなりに勉強はできたけど、ある時から勉強ができなくなった・・・」
ということはありませんか?そして集中できなくなったことはありませんか?
確かに20代からいったん記憶力は低下すると言われていますが、20代以降からは記憶力が大きく下がることはないので年齢が勉強ができなくなる原因とは考えられないのです。
どちらかといえば集中ができなくなるのが勉強ができなくなる原因としては大きいかもしれません。
では、勉強に集中できなくなる原因は何か?が大事になってきますが、その原因と対処法を知らないと勉強ができるようになる状態には戻ることができません。そこでこの記事ではあなたと同じように勉強に集中が出来なくなった方々にその原因と対処法について聞いてみました。
これを読めば少なからず今のようになぜできないんだろう?と悩むことはなくなるはずです。
そして対処法を取り組めば少しでも勉強が進む可能性があるので是非最後までご覧になってください。
なぜ、勉強に集中できなくなるのか?
ある日突然勉強に集中ができなくなることはありません。そしてその原因も様さまざま・・そこでとうマナ部では計36名にアンケート調査を行い勉強に集中ができない原因について聞きました。
そしたら・・・
うつ病やパニック症候群など精神的な問題が36.4%とトップ。
そして、仕事や引っ越しなどの環境の変化の問題に続き目標を見失うなどの問題が第三位となりました。
あなたはどうですか?どれに当てはまるでしょうか?
まず勉強ができなくなったらどれが原因なのかをまずは知るところからスタートします。そうしないと何をすれば勉強ができるようになるのか選べなくなるのでまずは原因を知ってください。
勉強ができなくなったエピソード
では、ここからは実際に勉強ができなくなった方々のそれぞれのエピソードを厳選してご紹介していきます。自分のエピソードに近いものを客観的に見る事によってあなたの原因。対処法がなんとなく見えてくるはずです。
精神的な問題
義母(妻の母)が介護施設に入ることになり、施設の利用料を義母1割、我が家9割で負担することになった。妻が自分の兄姉にも負担を頼んだが、「生活に余裕がない」言われ、末っ子の妻が負担するしかないという。2人の子供の教育費のために貯金をしておきたいし、欲を言えばもう少し大きいアパートに引っ越したい。どうしたらいいのか全く活路が見いだせず、食欲のない日が続いた。そうこうしているうちに会社の昇格試験の日付が決まったが、一向に勉強に手が付かない。酒の力で気分を変えて無理やり机に向かうようにしたが、そんなことを毎日続けていた結果、1ヶ月くらいで体調が明らかにおかしくなり、身体を動かしたときに胃液が喉元まで逆流することが多くなった。
環境的な問題
目標の問題
勉強の仕方の問題
体調の問題
勉強ができななった時の対処法
そして最後にここではそれぞれの人達の勉強ができなくなってから、どのように対処してできるようになっていったのか?その方法についてそれぞれの方々の方法を紹介していきます。あなたなりに取り入れられそうなものをピックアップをしましょう。
休養を取り目的を思い出す
その頃は何も考えられない状態だったので、一人暮らしのアパートから実家にもどり休養しました。家族みんなが優しく接してくれて徐々に食事が摂れるようになり元気になりました。学校の友達は勉強を頑張っているのに自分は何をやっているのだろうかと自己嫌悪に陥ることもありましたが、まず自分が今後何をしていきたいのか、そのためにはどうすれば良いのかを考えるようになりました。私は経済的に自立して、優しくしてくれた家族に心配をかけず生活する!と就職を意識するようになりました。そのために興味のあった資格習得のため職業訓練を受けて勉強を始めました。どん底を体験しているので難しい勉強や講義も全く苦にならず、先を見て楽しみながら学ぶことができました。
無理矢理でも休養を取る
その様な生活が半年ほど続きました。最後の方は常に風邪を引いたように体がだるく、常時38度台の発熱を起こしている状態でした。しかし上司はどんなに体調不良を訴えようと、お前が部署を引っ張っていくんだとまともに対応してくれませんでした。この頃には勉強どころではなくなっていて、漸く私の様子がおかしいと思った両親に病院に連れていかれ、うつ病と診断されました。その後、無理矢理休業を取らされ仕事から切り離されたことで、冷静にそれまでの自分を振り返ることができました。自分のスキルばかり磨いて孤立するのではなく、周囲との協調性も学ぶべきだったなと思いました。結局仕事は辞めてしまいましたが、時間は沢山出来たので溜まっていたビジネス本を読み進めています。
小説で読書など今できる事から始める
何をやるにもやる気が起きず、集中できないしうつ状態で変わらず辛いので心療内科に受診してカウンセリングとお薬を処方していただきました。すぐに効果は出ず、落ち着くまでに3ヶ月はかかりました。3ヶ月を過ぎたあたりから、徐々に小説などの読書ができるようになり、少しずつ教科書なども読み込めるようになりました。集中できる時間が30分程度でしたが、今では2時間くらいなら集中できるようになりました。精神的に安定しないと集中はできないと強く感じました。
問題を解決する・してもらう
病院に行って胃薬を処方してもらったが、医師からは「奥さんとよく話し合って乗り越えてください」と言われ、当然根本的な解決には至らなかった。私が苦しそうにしているのを見ていられなくなった妻は遠方に住む親戚に泣きついて、結局叔父や叔母が兄姉との間に入って介護施設の利用料の折半の話を付けてくれた。体調はすぐには回復しなかったが、それでも気持ちの負担が軽くなったことで勉強に集中することができるようになり、試験を乗り切った。
休めて食事をとる
「眠たい」という気持ちが1番だったので、まずはゆっくり寝て身体を休めました。そうすると次第に「ご飯を食べたい」という気持ちになったので、食事も摂ることができるようになりました。きちんと身体を休めて、しっかり食事を摂っていると、身体が元気になるのがわかりました。そうすると以前のように英語などの文章を読んでいても内容が頭に入っているし、記憶していたことをきちんと思い出すことができるという状況になりました。
1人で勉強する環境を確保する
資格を取る勉強でり、覚える内容も多かったため、最低でも数時間は1人で勉強し頭に入れなければなりませんでした。しかし、この勉強は試験が終われば切羽詰まってやらなくても良かったため、一度妻と相談する場を設けました。それは半年だけ1日に3時間カフェに行って勉強させて欲しい、試験が終わったら家族の時間を1番にする。といった内容でした。妻は試験が終わるまでなら付き合いますと言っていただき、1人で勉強できる環境を確保することができました。もちろん、ここまでわがままを言って試験に落ちるわけにはいかないため、猛勉強し合格することができました。絶対に落ちることができない環境を作るのもいいと感じました。
気が散るものをおかず時間をしっかりと区切る
まずは、集中する環境を整えることが一番大切だと思います。机の周りを綺麗にして気が散るようなものをおかないようにする。これが一番大切だと思います。次に、時間を区切る。人間の集中力は永遠ではないので、ここまでやったら休憩、この時間になったら休憩など、何か間を開けて取り組むようにすることが大切だと思います。最後に、ご褒美を用意しておくこと。ここまでやったらテレビが見られる、美味しいものが食べられるなど、頑張った自分に見合ったご褒美を用意しておくことが大事だと思います
意識をもっていかれる環境から切り離す
わたしは両親がケンカしている声が頭から離れなかったので、勉強は学校でやったり図書館が開いていれば利用していました。友人が一緒に勉強しようと誘ってくれても、友人の家に行くと自分の家と比較してしまい集中力が切れてしまいます。そういうことから家庭環境を連想させない場所を選んで勉強していました。この対策をしてから勉強に集中できるようになりましたよ。余計なことを考えずに済んだ図書館での勉強が1番よかったです。
最初から初めて成長を実感する
勉強の仕方を忘れてしまっていました。まずどこから手をつければ良いか全く分からなかったです。学生から遠ざかると勉強そのものが億劫になってしまいます。この事に対処するために、最初に問題集の最初から始めることを心がけました。どこからやればいいか分からない悩みならまず初めに最初から始めれば良いのではと思い、始めました。そうしたら問題をスラスラ進める事ができるようになりました。どこからやればいいか分からない方はまず最初から始める事をおすすめします。
勉強以外やることがない状況を作る
誘惑である携帯、テレビ、パソコンなどを簡単にはつけられない、さわれない環境を作りました。勉強をしなければやることがない状況を作り出すことによって初めて集中力をもって勉強をすることができ、試験にも合格することができました。
嫌なことを先に終わらせる
誘惑を自ら断ち切ることによってやらなければならないんだとマインドの部分から覚醒させることによって嫌なことを早めに終わらせておく為や上司から小言を言われなくなるようにとプラス材料が頭に浮かぶようになりました。”
勉強と思わない勉強スタイルを確立する
あまり勉強、勉強と思わず、肩の力をぬいて自分に合った学習方法を探してみようと思いました。とりあえず、Toeicなどの難しい問題集はお休みしました。そして「ラジオ英語を聞くだけ」というスタイルで取り組みました。勉強も、必ずやらなければならないと思うと辛くなります。できないときに自分を責めてしまうからです。勉強ができないときは、一時離れて、難しいことはお休みして、自分が楽しんでできる方法を探しました。
最後に
さて、いかがでしたか?この記事では勉強ができなくなった人でも勉強ができるキッカケになればと思いあなたと同じ悩みを抱えていた方々の原因とその対処法について紹介をしてきました。もちろんこれらの対処法1つで解決することもあれば複数で解決することもありますのでご自身で自分の状況に応じて向いている方法をチョイスしてやってみてください。
出来ないときだってありますから、自分のペースで自分がいいと思ったアプローチで解決していってくださいね。