今からでも始められる集中力を鍛えるトレーニング法7選

どれだけ集中して勉強するかによって、学習効果や効率性が違ってきます。勉強に集中すればするほど、どんどんと新しい知識を吸収したり、1時間かかる勉強を30分で終わらせたりすることができます。

ただ、この集中力には個人差があり、誰でも決まった時間集中できるわけではありません。一般的に人の集中力は40~50分と言われていますが、人によっては30分も持たない人だっています。

当然集中力が持たなかったら、勉強だってはかどりませんし、学習効果だって下がってしまいます。そこでここでは、自身の集中力を鍛えるためのトレーニング法を7つ紹介しますので「自分でもできそうだな・・・」と思ったものを取り組んでみてください。

 

1.ゲームで集中力を鍛える

ゲームで集中力を鍛える

集中力を鍛えるためにトレーニングをするには、まず能動的になることが前提です。分かりやすく言うと、どれだけ目の前の取り組むものに興味が持てるか・・・です。

そこでおすすめなのが“ゲーム”です。ゲームは、やっていて楽しさを感じるため、その気になれば時間を忘れて没頭できる遊びの1つです。

ゲームをクリアするためには、自分で考え、判断し、操作しなければいけません。この3つの行動はすべて脳をフルに使うため、勉強している状態とあまり変わらない状態になるのです。

さらに最近のゲームは非常に複雑で、何も考えずにプレイしてもクリアすることができません。このように、ゲームをすることによって“自発的に考える時間”を作り出すことができ、それが集中力を鍛えることにつながります。

ゲームであればなんでもOKで、カードゲームはもちろん、プレイステーションやニンテンドーDSなどでもかまいません。またスマートフォンからダウンロードできるゲームアプリであれば、無料で楽しめるので、空いた時間や勉強の休憩時間などにやってみてください。

またゲームは「考える力を鍛えるために実践すべき5つのトレーニング」でもお話しているように、集中力だけでなく考える力を鍛えることもできます。夢中になりすぎる野も問題ですが、気分転換の1つとして、ゲームをしながら集中力を鍛えてみてはいかがでしょう。

 

2.メンタルを安定に保つことを意識する

メンタルを安定に保つことを意識する

嫌なことやショックなことが起こった時、動揺してなかなか目の前のことに集中できないと思います。このように集中力とメンタルには密接に関係しているのです。

集中力が高まっている状態というのは、基本的にメンタルが安定している時がほとんどです。熱くなく冷めてもなく・・・気持ち的にフラットな状態の方が集中しやすいのです。

そのため、普段からなるべくメンタルを安定させる術を自分なりに模索し、勉強前に穏やかにするよう心がけてください。それだけで、目の前の勉強に集中しやすい状態になります。

例えば嫌なことがあって心が動揺している時は、無理に勉強するのではなく、体を動かしたり好きなことをするなどして、嫌なことを頭から忘れるように努めたり。また反対に、楽しいことがあって心が興奮している場合も、頭が勉強するモードではないため、同じように気持ちを抑えるようにしましょう。

人には感情があり、日常の出来事などによってその波が大きくなったり小さくなったりします。感情が高ぶることによって集中しやすい状態になることがある一方、あまり高すぎると逆に集中でできなくなってしまいます。

気持ちが高ぶりすぎて集中できないようなら、まずは集中できるレベルまで抑えられる方法を確立し、少なくとも勉強する前はメンタルと安定させるようにしましょう。

 

3.1つのことに集中するクセをつける

1つのことに集中するクセをつける

人が集中できない原因の1つは、同時にあれもこれもやろうとする、いわゆる「マルチタスク化」があります。例えば、テレビを見ながら勉強したり、ご飯を食べながら勉強したり・・・といったことを指します。

勉強をはじめ、人は何かをする時、脳はそのことに対してエネルギーを消費します。そのため、2つ3つ同時にやろうとすると、脳のエネルギーがそれだけ分散されるため、脳の消費が激しくなってしまうのです。

集中力は脳が活動している時に高まり、エネルギーが消費し、脳の活動が鈍くなっていくにつれて徐々に低下していきます。つまり、同時に複数のことをすれば、それだけ集中力が切れる時間が早くなるということ。

ですので、勉強に集中する際はなるべく勉強以外のことはしないように心がけましょう。例えばテレビない部屋で勉強したり、勉強するところには気を散らせるもの(特にマンガやゲームなど)を置かないようにしたり。

また、勉強前に気になることがあったら先に片付けておきましょう。勉強中に「そういえば・・・」ってふと思いつくと、それが頭から離れず集中力が一気に低下してしまいます。

勉強する時は、気になることややっておきたいことを全てやってから取り組むようしましょう。それだけで勉強に対する集中力はそう簡単に下がることはありません。

 

4.集中しやすい環境を整える

集中しやすい環境を整える

3.でも少し触れましたが、勉強机に読みたいマンガが置いてあったりりすると、ついつい手を伸ばして読んでしまいます。そうならないように、勉強する周りには、勉強に使うもの“以外”のものは置かないようにしましょう。

勉強に集中できない人の共通点の1つに“勉強するスペースにモノが多い”というのがあります。これは、勉強に必要なもの以外のものが視界に入ることによって、集中力が散漫になってしまうため、結局勉強に集中できないのです。

ですので、もし勉強するスペースがモノであふれているのであれば、まずは掃除をしてきれいにしましょう。それだけで勉強における集中力の持続具合が違ってきます。

またそれ以外にも「勉強する時に最適!聴くだけで集中力が高まるおすすめ音楽」で紹介しているような音楽をかけるのも集中しやすい環境を作るのには最適です。環境によって集中できるかどうかは大きく変わってきますので、まずは自分が集中しやすい環境を作ってみると、今まで以上に集中力が持続します。

 

5.体調管理を怠らない

体調管理を怠らない

多くの人は集中力を高める方法やテクニックを求めがちですが、最も大事なのは“健康”です。どれだけ集中力を高める方法を実践しても、体調が悪かったら全く持続せずにすぐに切れてしまうので、日頃から体調管理に気をつけましょう。

特に気をつけるべきは“睡眠”です。睡眠が足りない生活をしていると、眠気と戦いながら勉強しないといけませんし、頭も「眠たい」という感情が頭を支配してしまっているため、勉強に身が入りにくくなります。

睡眠は「学習効率もアップする?質の良い睡眠を取るためのコツ」でもお話しているように、脳や体を休める唯一の方法と言っても過言ではありません。脳に疲れを残さないためにも適度な睡眠時間は確保してください。

また、同じ姿勢で勉強をしていると、血行が悪くなり肩こりや腰痛など、体のところどころに不調を訴えることも珍しくありません。こうなる前に、休憩中にストレッチをしたり、1日1時間くらい運動したりするなどして、運動不測にならないように気をつけましょう。

勉強時間が惜しいからといって、体を労わる時間を削るのはかえって逆効果です。適度に睡眠を取り、適度に運動するなどして体調管理には気をつけて生活しましょう。

 

6.とりあえず始めてみる

とりあえず始めてみる

脳が最も活性化されるタイミングは、行動を始めた直後だといわれています。ですので、なんとなくやる気が上がらなくても、とりあえず勉強を始めてみてください。

この時、本格的な勉強をしなくても教科書をパラパラ見たり、鉛筆を削ったりなどの勉強の準備をするなどでもかまいません。色々勉強に関する行動を始めることで、徐々に集中力が高まり、やがて本格的に勉強を始めることができます。

これは、特に苦手教科がある人がその教科を勉強をする際におすすめです。苦手意識があると、どうしても勉強する前から億劫になってしまい、集中力が低空飛行になりがちです。

こうした状況を打破するために、まずは教科書や参考書を手にとってボーっと眺めるなど、勉強している“フリ”をしてみましょう。多少時間はかかってしまいますが、徐々に勉強に集中することができるようになりますので、勉強する前のルーティンにしてみてはいかがでしょう。

 

7.1日5分瞑想する

1日5分瞑想する

冒頭でもお話したように、集中力の持続時間は人によって異なります。この時間を伸ばす効果的な方法の1つが“瞑想”です。

事実、瞑想はビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス、ポール・マッカートニー、ヒラリー・クリントンなどの偉人達も実践していたといわれています。世間的には宗教的な印象があるかもしれませんが、1日5分瞑想するだけで、徐々に集中力を長くすることができます。

瞑想とは、感情によって高揚した自分を客観的に観察するための方法でもあります。心を沈め、気持ちを落ち着かせることで、精神的にリフレッシュした状態を作りあげることで、集中力が高まっていきます。

また瞑想は、集中力を高めるだけでなく「記憶力アップにもつながるイメージ記憶を高めるトレーニング」でも紹介されているように、イメージ記憶を高めるのにも有効です。具体的な瞑想の仕方については下記の映像を参考に取り組んでみてください。

 

ポイントとしては、楽な姿勢で目を閉じゆっくり呼吸をすることです。この姿勢が瞑想の基本的姿勢となります。

なかなか瞑想ができない人は何も考えずに呼吸のみに集中してみてください。そうすれば、自然と雑念が消えていくはずですから。

 

まとめ

集中力を高めるトレーニングは実に様々な方法があります。また、トレーニングをしなくても環境や行動を変えるだけで集中できる状態にもっていくこともできます。

集中力は勉強の効果に大きな影響を与えます。またテストや試験などの本番でも勉強したことを十分に発揮できるかにもかかってきます。

集中力を高めるのは、筋力をアップしたり知識を増やすよりも簡単にできます。日頃からこうした行動やトレーニングを心がけることによって自身の集中力を高めていってください。

>あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

あなたは自分の頭の良し悪しが存在すると思いますか?

頭の良し悪しはIQという数値で判断されています。


そして、IQは努力だけではなんともできないとも言われています。


確かにIQは遺伝と言われています。


しかし、IQには二種類あって一方は遺伝で決まってはいるもののもう一方は遺伝ではなくちょっとした努力で成長させる事が可能です。


とはいってもとにかく勉強をすればいいとか暗記をすればいい・・というわけではありません。


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