理解力も高まる記憶術!ユダヤ式記憶術のレビュー


ユダヤ式記憶術

ここでは、松平勝男さんのユダヤ式記憶術について
レビューしていこうと思います。

この記憶術は、他の記憶術とは違って
覚えるものを語呂に変換したり
ストーリーを作ったりといった方法で
覚えるものではありません。

記憶したものをしっかり理解し
1つ1つの記憶を関連付けることで
頭の中の記憶を上手に整頓させながら
覚えていくための方法が紹介されています。

ですので

色々な記憶術の教材を買ったのにもかかわらず
全く効果が実感できなかった人が
このユダヤ式記憶術を実践したとたんに
覚えられるようになることもあります。

それだけこの記憶術が他の記憶術とは
発想が異なることを意味しています。

 

右脳だけでなく左脳も鍛える記憶術

いくつか記憶術を勉強された人なら分かるとおもうのですが
人間の脳は右脳と左脳に分かれており
記憶を長期間とどめておくには“右脳”で
覚えないといけません。

記憶術などで用いられる方法も
ほとんどは右脳で記憶しやすい工夫の1つであり
そうすることで“覚えてすぐに忘れる”という
残念な現象が起きないようにしているのです。

ところがこのユダヤ式記憶術では右脳だけでなく
左脳も使って記憶するのが最大の特徴です。

左脳は物事を理解したり理論付けたりする時に使われるところで
記憶するには不向きなところではあります。

しかし、覚えたことを1つずつ理解することで
より強い記憶として脳にインプットすることができます。

つまり

ユダヤ式記憶術は、ただ覚えたいことを記憶するだけでなく
記憶を理解し、それぞれの記憶と関連付けるよう
頭の中で結びつけながら覚えていく記憶術なのです。

そのためにこの教材では
「生命の樹」というものを使っています。

ユダヤ式記憶術1

この生命の樹とはカバラ思想を広く伝えるための体系図のことで
これを用いることで、新しい記憶を体系化して脳にインプットし
理解という鎖でそれぞれの記憶を結びつけながら覚えることができます。

そうすることで

記憶を忘れにくくするだけでなく
万が一忘れた時も思い出しやすい記憶として
脳にストックすることができます。

他の記憶術というのは、頭の中に入れやすいよう
暗号に替えてインプットするやり方が主流です。

極端な言い方をすれば“簡単な丸暗記の方法”ともいえます。

それに対してユダヤ式記憶術は
左脳の働きを駆使しながら覚えていくため
記憶できる量が増えるだけでなく
理解力も高めることができます。

この記憶術をマスターすることで
社会や理科といった関連づけながら覚える教科の成績は
大きく向上することでしょう。

button21

 

理解で記憶するメリット

ユダヤ式記憶術は右脳と左脳をバランスよく使って
覚える少し変わった記憶術です。

なぜなら、現在公開されている記憶術のほとんどは
右脳の活性化に重点が置かれており
左脳については特に触れられていないからです。

しかし、左脳を上手に活用することで
記憶したことを理解することができ
それによってより深く記憶を刻むことができます。

こうして記憶したことを理解して
深めていくのには大きなメリットがあるのです。

例えば「織田信長」という人の名前を
普通に覚えただけではすぐに忘れてしまいます。

そこで織田信長という人を理解しようとしていくと
様々なワードが一緒になって出てきます。

例えば

・桶狭間の戦い
・尾張出身
・楽市楽座
・明智光秀
・本能寺の変
・安土城

などなど。

つまり、織田信長を理解することで
こうしたワードとの関連性も一緒に
記憶することができるのです。

そのため、もし織田信長というワードが隠されても
上のようなワードが出てきただけで自然と
「織田信長」というワードをひっぱり出すことができる。

また、こうした関連性を見つけることは
記憶の整理にもつながります。

覚えたものを思い出せないのは
単純に記憶が脳の中で迷子になっているからであり
記憶が孤立している時に起こる現象です。

しかし、理解によって他の記憶と関連づければ
記憶が孤立することがなくなるため、
すぐに記憶をひっぱり出すことができます。

また、1つの記憶だけ忘れてしまっても
関連された残りのワードから追ってくことができるため
簡単に思い出すことができます。

ユダヤ式記憶術は、覚えることを体系的に吸収し
理解して記憶できるような記憶術となっています。

そのため、理論的な思考を持っている人には
すんなり受け入れられる記憶術ではないでしょうか。

button21

 

ユダヤ式記憶術をマスターしてもできないこと

ユダヤ式記憶術は右脳だけでなく左脳も使って
記憶する少し特殊な記憶術です。

左脳も使って覚えることで記憶を孤立させることなく
覚えることができるため、
忘れにくく思い出しやすい記憶を
常に頭の中に入れておくことができます。

ただし、ユダヤ式記憶術にも弱点はあります。

特に大きな弱点は“記憶するまでの時間がかかる”こと。

他の記憶術の場合、覚えたいことを頭の中で
覚えやすいよう変換し、それをインプットします。

そしてアウトプットする時は
再度頭の中で変換するため
インプットとアウトプットの練習をすることで
より短時間で覚えることができます。

「顔と名前を一瞬見ただけで覚えられる人」というのは
こうした記憶の仕方をしているかに他なりません。

それに対してユダヤ式記憶術は
記憶したものを左脳を使って関連付けてから
覚えていきます。

つまり、他の記憶術とは違って右脳だけでなく
左脳も働かせることになるため
脳に情報をインプットしてから記憶として定着させるまでに
多少の時間が必要なのです。

ですから、見たものを一瞬で覚える・・・
といったことは少し難しいかもしれません。

また、あくまでも理解で裏付けながら覚えていく方法のため
円周率などの丸暗記しか方法がないものを覚えるのにも
向いていないと思います。

とはいえ、勉強において見たものを一瞬で覚える必要はないし
ユダヤ式記憶術を用いれば少なくとも普通に暗記するよりは
短時間で覚えることができますから大きな問題ではありません。

少なくとも学校や資格の勉強の効率化には
大きな役割を果たしますので
身につけておいて損はない記憶術だと思います。

button21

 

全教科に対応できるオールマイティーな記憶術

多くの記憶術は、右脳を活性化させて覚えるため
活用しやすい教科とそうでない教科に別れます。

しかし

ユダヤ式記憶術は、右脳だけでなく左脳も使って
論理的に覚えるもののため、使い方次第では
どんな教科にも対応が可能です。

特に国語や数学といった記憶術が使いづらい教科でも
この記憶術をマスターすることで論理的に考える力が
身につくため、自然と成績も上がっていくはず。

もちろん、社会・理科・英語などの
暗記がメインとなる教科にも良い影響を与えるでしょう。

世間でイメージされている記憶術とは異なる方法のため
マスターするのに多少時間がかかるかもしれません。

ただそれは、どの記憶術にもいえる事ですし
ラクして身につくような記憶術などないですから
最初は少しガマンしてでも努力する必要はあります。

どちらかというと

このユダヤ式記憶術は勉強に大切な頭の使い方を
教えてくれる教材という
印象を受けました。

そういう意味では、記憶力以外の部分に悩みがある人にも
手にとってもらいたい教材だと思います。

button21

このページの先頭へ